BLOG

ブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 2.リフォームへの関心が芽生える
  4. 外壁のひび割れや色あせが気になり始めたときの対応策とは

外壁のひび割れや色あせが気になり始めたときの対応策とは

〜劣化サインを見逃さず、安心・快適な住まいを長持ちさせるために〜

「最近、外壁の色がくすんできた」「小さなひび割れを見つけた」という経験はありませんか?
外壁は、家の見た目を左右するだけでなく、雨風や紫外線から住まいを守る大切な役割を果たしています。ひび割れや色あせをそのまま放置してしまうと、雨漏りや断熱性能の低下につながり、結果的に 大掛かりなリフォームが必要になるリスク があります。

この記事では、外壁リフォームを検討すべきサインと対応策、さらに費用やタイミングの目安まで詳しく解説します。静岡市・焼津市・藤枝市など、地域の気候特性を踏まえた対策についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


外壁のひび割れや色あせが起こる原因

1. 自然環境による影響

日本の気候は四季がはっきりしており、外壁に大きな負担をかけます。

  • 夏:強い紫外線により塗膜が劣化し、色あせが進行
  • 冬:寒暖差で外壁材が膨張・収縮を繰り返し、ひび割れが発生
  • 梅雨や台風:長期間の雨にさらされることで防水性能が低下

特に静岡のように海に近いエリアでは、塩害による劣化スピードも速くなります。

2. 経年劣化

外壁塗装の寿命は一般的に 10〜15年。新築時はきれいでも、時間の経過とともに塗膜が剥がれ、色あせやひび割れが目立ってきます。

3. 施工不良や素材の選択ミス

初期施工で下地処理が不十分だった場合、数年でひび割れやチョーキング(外壁を触ると白い粉がつく現象)が起こるケースもあります。


劣化を見逃さない!外壁チェックリスト

ご自宅の外壁に、次のようなサインは出ていませんか?

  • 外壁の表面に細かいひび割れ(ヘアクラック)がある
  • 塗装の色が褪せ、全体的に古びた印象になっている
  • 外壁を触ると白い粉が手につく(チョーキング現象)
  • 雨の後に外壁がなかなか乾かず、カビや苔が発生している
  • コーキング(目地)が痩せてひび割れている
  • 外壁材が浮いている、反っている部分がある

これらはすべて 外壁リフォームを検討すべき劣化サイン です。小さな症状のうちに対応することで、工事費用を大幅に抑えることができます。


外壁リフォームの具体的な対応策

1. 外壁塗装(再塗装)

最も一般的でコストを抑えられるのが「外壁塗装」です。最新の塗料には以下のような種類があります。

  • シリコン塗料:耐久性とコストのバランスが良い
  • フッ素塗料:耐用年数15〜20年と長持ち
  • 遮熱塗料:夏の室温上昇を抑え、省エネ効果も期待できる

定期的な塗装で、防水性能を回復させると同時に、家の見た目も美しくなります。

2. 外壁材の張り替え・カバー工法

ひび割れが大きい場合や、下地まで劣化している場合は「外壁材の張り替え」や「重ね張り(カバー工法)」が有効です。

  • 張り替え:古い外壁材を撤去して新しいものに交換。耐震性も向上。
  • カバー工法:既存の外壁の上に新しい外壁材を重ねる。費用を抑えつつ断熱効果も改善できる。

3. コーキングの打ち替え

外壁材の継ぎ目にあるコーキング材は、防水の要です。劣化すると雨水が侵入し、内部の木材を腐らせる原因になります。打ち替えや打ち増しで防水性能を維持しましょう。


外壁リフォームを行うベストタイミング

外壁リフォームの目安は築10〜15年ですが、環境によってはもっと早めに必要になることもあります。

  • 海に近いエリア → 塩害で劣化が早い
  • 山間部 → 雨や雪の影響でひび割れや凍害が起こりやすい
  • 強い日差しの当たる南面 → 色あせが顕著に

静岡市や藤枝市では、夏の紫外線と冬の湿気両方の影響を受けやすく、特に定期的な点検が欠かせません。


外壁リフォームの費用相場

  • 外壁塗装:80〜150万円
  • カバー工法:150〜250万円
  • 外壁張り替え:200〜300万円以上

※建物の大きさや使用する素材によって費用は変動します。

長期的に考えると、早めにメンテナンスしたほうが トータルコストを抑えられる ケースが多いです。


まとめ

外壁のひび割れや色あせは「住まいからのSOS」です。放置すれば、雨漏りや断熱劣化などの大きなトラブルに発展します。
築10年を超えたら定期的な点検を行い、劣化サインが見えたら外壁リフォームを検討しましょう。

「外壁リフォームは費用が高いから…」と躊躇する方も多いですが、小さな補修を重ねることで、大規模修繕を避けられる可能性もあります。


次回予告

次回は「屋根の老朽化を放置すると危険?点検と修繕の必要性」をテーマに、屋根リフォームの重要性について詳しくご紹介します。


資料請求はこちらから かおり木工房 公式サイト

賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市