
外壁塗装のはがれが進行した家の再塗装のタイミングとは
劣化サインを見逃さないために
外壁は住まいを守る大切な「バリア」であり、美観だけでなく建物の耐久性にも直結しています。
しかし、年月が経つと塗装がはがれたり、色あせたり、ひび割れが目立つようになります。
「まだ大丈夫だろう」と放置すると、建物内部にまでダメージが及び、修繕費用が大幅に増えてしまうことも。
本記事では、外壁塗装のはがれを放置するリスク・再塗装が必要なサイン・最適な塗り替え時期・費用の目安を解説します。
外壁塗装のはがれを放置するリスク
- 雨水の浸入による劣化
塗装がはがれると防水性が低下し、雨水が外壁や下地にしみ込みやすくなります。結果としてカビや腐食を引き起こします。 - ひび割れ・剥落の進行
はがれた部分からクラックが広がり、外壁材そのものが割れる原因になります。 - 断熱性・気密性の低下
塗膜が劣化すると熱や湿気の影響を受けやすくなり、室内環境の快適性も失われます。 - 資産価値の低下
外観の劣化は家全体の印象を悪くし、中古住宅としての評価にも影響します。
再塗装が必要なサイン
- チョーキング現象(外壁を触ると白い粉がつく)
- 塗装のはがれ・剥離
- ひび割れ(ヘアクラック含む)
- 色あせや変色
- カビや藻の繁殖
これらの症状が出てきたら、再塗装を検討するタイミングです。
再塗装の最適なタイミング
一般的に、外壁塗装の寿命は 10〜15年程度 といわれています。
ただし、気候条件や使用されている塗料の種類によっても異なります。
- アクリル塗料:5〜7年
- ウレタン塗料:8〜10年
- シリコン塗料:10〜15年
- フッ素塗料:15〜20年
築10年を過ぎたら、定期的な点検と再塗装を視野に入れるのが安心です。
外壁塗装の費用目安
- 一般的な戸建て(30坪前後):70万〜120万円
- 高耐久塗料を使用した場合:100万〜150万円以上
※足場代や下地補修の有無で変動します。
再塗装を成功させるポイント
- 信頼できる業者に依頼する
相見積もりを取り、施工内容を丁寧に説明してくれる工務店を選びましょう。 - 下地処理を重視する
塗料の性能を最大限発揮するには、ケレン作業(古い塗膜や汚れの除去)が重要です。 - 高耐久塗料を選ぶ
初期費用は高くても、長期的に見ればメンテナンスサイクルを延ばせてコスト削減につながります。
まとめ
外壁塗装のはがれを放置すると、建物の耐久性や資産価値を大きく損ねるリスクがあります。
劣化サインを見逃さず、適切なタイミングで再塗装することが、住まいを長持ちさせる秘訣です。
静岡市・焼津市・藤枝市で外壁リフォームをご検討の方は、地域密着の かおり木工房 へお気軽にご相談ください。
次回予告
次回は
「屋根材の劣化を放置すると起こる被害と改修の流れ」 をテーマに、屋根トラブルを未然に防ぐためのリフォームポイントをご紹介します。
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