
床が冷たくてスリッパを手放せない理由とは?
足元の寒さは“断熱性能の弱さ”からやってくる
「素足で床を歩けない…」その不快感の正体とは
冬の朝、ベッドから出た瞬間、床に足をつけた瞬間に感じる“ヒヤッ”とした冷たさ。
「スリッパが手放せない」「ストーブの前から離れられない」など、足元の寒さに悩んでいませんか?
その原因は単なる気温ではなく、住まいの断熱構造にあります。
なぜ床がこんなに冷たいのか?3つの主な原因
【1】床下の断熱が不十分
築20年以上の住宅では、床下に断熱材が入っていないか、入っていても薄く劣化していることがほとんど。
これにより、地面からの冷気が床板を通して室内に伝わってしまうのです。
【2】床と壁の隙間からの冷気侵入
家の構造上、床と壁の取り合い部分には小さな隙間ができやすく、ここから冷気がスースー入ってくるケースも少なくありません。
パッキンの劣化や施工不良があると、さらに冷たさが増します。
【3】熱の逃げ道=熱橋(ヒートブリッジ)
柱・梁・基礎などの構造材を通して、屋外の冷気がそのまま室内へ伝わる“熱橋現象”も要注意。
これにより、暖房しても足元の温度が上がらないという現象が起こります。
足元の寒さが与える健康リスクとは?
- 冷えによる血行不良、免疫力の低下
- ヒートショックの誘発(特に高齢者)
- 慢性的な肩こり・腰痛・冷え性
- 足元の乾燥によるかかとのひび割れ・かゆみ
特に、子どもや高齢者にとって「床が冷たい家」は健康リスクにも直結します。
床断熱のリノベーションで解決!
かおり木工房では、以下のような断熱対策を行うことで、足元の寒さを根本から解決しています。
◎ 床下断熱材の追加・交換
既存床を活かしながら、床下に高性能な断熱材(フェノールフォーム等)を施工。
断熱性能の強化により、冷気の侵入を抑えます。
◎ 気密シート・隙間補修
見えない隙間を赤外線サーモカメラなどで特定し、気密シートやパッキン材で封鎖します。
これにより、床からのすきま風を完全ブロック。
◎ 無垢フローリング・床材の見直し
熱を伝えにくい無垢材フローリングやコルク材などを採用することで、体感温度を+2〜3℃改善できます。
仕上げ材の工夫でも大きな効果が得られます。
【施工事例】藤枝市・K様邸
「とにかく床が冷たくて、冬はスリッパが欠かせなかった」というK様。
かおり木工房による診断で、床下の断熱材が抜け落ちている部分が多数判明。
施工内容:
- 床下断熱材を全面交換(高性能グラスウール)
- 気密施工と基礎のヒートブリッジ対策
- フローリングも無垢材に変更
結果として、
- 「スリッパなしでも歩けるようになった」
- 「朝の起床時もつらくない」
- 「暖房費が月に3,000円ほど減った」
という体感的にも経済的にも嬉しい成果が得られました。
足元が変わると、家の“質”が変わる
「床が冷たい家」は、構造と性能の見直しで劇的に改善できます。
スリッパや暖房器具に頼らず、“素足で心地よく過ごせる”住まいへ。
あなたの家の寒さも、断熱リノベで変えてみませんか?
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告:
「暖かい部屋⇄寒い部屋の間を動くと体が疲れる理由とは?」
家の中での“温度差疲れ”が体に与える影響と、その根本的な解決法をお伝えします。