
朝・夜の寒暖差で体調を崩しやすくなった理由とは?
家の中の温度差がもたらす“冷えストレス”と断熱で整える暮らしのリズム
「最近、体調を崩しやすい…」と感じたら家の“寒暖差”が原因かもしれません
朝起きた瞬間、リビングはまだ寒く、夜は冷えた寝室でなかなか寝付けない。
1日の中で何度も「寒っ」と感じる家は、実は体に見えないストレスを与え続けています。
朝と夜、外気温が大きく変化する時期には、室温の管理がうまくできない住まいだと、体調を崩しやすくなるのです。
朝と夜の“温度差疲れ”が体調不良を引き起こす
人間の体は、急な寒暖差に弱い構造になっています。
特に朝と夜は、自律神経や体温調整が大きく揺さぶられる時間帯。
断熱性能が低い住宅では、その影響が如実に現れます。
● 朝:寝起きの冷えが交感神経に大ダメージ
寒い寝室で目覚めた直後、血圧は急上昇し、交感神経が一気に働き始めます。
しかし体が十分に目覚めていない状態でこの反応が起きると、頭痛・めまい・動悸・倦怠感の原因となります。
● 夜:冷えた寝室で入眠できず睡眠の質が低下
体温が下がることで眠りにつく仕組みが乱され、寝付きが悪い・眠りが浅い・夜中に目が覚めるといった問題が発生。
結果として、翌朝の疲労感・集中力の低下にも繋がってしまいます。
● 日中の寒暖差が体の回復を妨げる
朝晩の温度差が大きい日は、家の中でも体が何度も温度変化に対応しようと頑張るため、
エネルギーを消耗し、免疫力や自然治癒力が低下します。
“朝晩の冷えストレス”を放っておくと…
- 風邪をひきやすくなる
- 慢性的な疲れがとれない
- 自律神経のバランスが崩れてうつ気味に
- 冷え性・低体温が悪化
- 子どもや高齢者が風邪・喘息を起こしやすい
こうした症状は、室温管理の悪さ=断熱性不足の住まいが招いている可能性があります。
「朝・夜の寒暖差」に効く断熱リフォームとは?
かおり木工房では、朝晩の温度変化によるストレスをなくすために、次のような断熱リノベーションを提案しています。
◎ 寝室・廊下・トイレなど“非居室”の断熱強化
リビングだけでなく、寝室・廊下・洗面所・トイレ・玄関などの“通過空間”の断熱施工を行います。
ここが冷えると、朝晩の移動がつらくなり、体調管理に大きく影響するためです。
◎ 寝室の窓断熱(内窓・断熱サッシ)+気密向上
断熱性が最も落ちるのは「窓」です。
寝室の窓からの冷気をシャットアウトすることで、睡眠環境が劇的に改善されます。
◎ 蓄熱・気流設計で体感温度を安定化
床・壁・天井に蓄熱性の高い素材を使用し、部屋全体の温度を長時間安定させる設計に。
また、空気の流れも設計し、足元の冷えや局所的な寒さをなくします。
【施工事例】藤枝市・Y様邸「夜寒くて寝つけない」問題を断熱で解決
築30年のY様邸は、寝室の窓から冷気が入り込み、布団に入っても足が冷たいまま眠れないという状態でした。
断熱リフォーム後は以下のように改善:
- 内窓設置で窓の冷気をシャットアウト
- 寝室と廊下の壁に断熱材を追加施工
- ドア下の隙間を気密パッキンで補修
その結果、
- 「夜中に目が覚めなくなった」
- 「朝起きても寒さを感じなくなった」
- 「子どもが風邪を引かなくなった」
と、家族全員が快適な朝・夜を迎えられる家になりました。
毎日を快適に整えるために、“室温の安定”は最優先
体調管理・睡眠の質・生活リズム——
そのすべては、暮らす空間の温熱環境に直結しています。
断熱リフォームで、家中の温度を整えることが、毎日の健康と心地よさを守る第一歩です。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告:
「窓ガラスが薄い/昔の一枚ガラスで外の音も入りやすい理由とは?」
防音と断熱を両立させる“窓リノベ”の最新提案をご紹介します。