
玄関収納が壊れたときの修繕とリフォームのポイントとは
玄関収納の重要性
家に入って最初に目に入るのが玄関です。ここが整理整頓されているかどうかで、住まい全体の印象が大きく変わります。そのため、靴や傘、バッグ、アウトドア用品などを効率よく収納できる 玄関収納の機能性 は、日々の暮らしに直結しています。
しかし、長年使用していると扉の蝶番が壊れたり、棚板が歪んだり、引き出しがスムーズに開閉しなくなるなど、さまざまな不具合が出てきます。これらを放置すると見た目だけでなく安全面にも影響が及ぶため、早めの対応が必要です。
玄関収納が壊れる原因
玄関収納の劣化にはいくつかの原因があります。
- 長年の使用による摩耗:靴の出し入れや扉の開閉で、蝶番やレールが劣化。
- 湿気や結露:玄関は外気の影響を受けやすく、湿気で木材や合板が膨張・変形。
- 収納過多:靴を詰め込みすぎると棚板がたわみ、強度が低下。
- 日常的な衝撃:ドアを強く閉める、重い荷物を置くなどで破損。
これらの要因が積み重なることで「開け閉めしにくい」「棚がグラグラする」といったトラブルにつながります。
修繕で対応できるケース
壊れたからといってすぐリフォームではなく、まずは修繕で改善できるかを見極めましょう。
- 蝶番や取っ手の交換 → 部品の取り換えでスムーズに開閉可能に。
- 棚板の交換 → たわんだ棚板だけを入れ替えて再利用。
- 表面材の補修 → 剥がれた化粧板や塗装を修復して見た目を改善。
修繕で済む場合は費用も抑えられ、短期間で対応できるのがメリットです。
リフォームが必要なケース
一方で、収納全体の劣化が進んでいる場合や、生活スタイルの変化に合っていない場合にはリフォームを検討しましょう。
- 全体が老朽化:棚や扉、内部構造まで傷んでいる。
- 収納量が不足:靴や荷物が増えて収まりきらない。
- デザインが古い:住まい全体の雰囲気に合わない。
- 使い勝手が悪い:子どもや高齢者が使いにくい位置に収納がある。
リフォームを行えば、最新の可動棚やスライド式収納、天井までの大容量収納などに変更でき、 利便性とデザイン性を両立 できます。
玄関収納リフォームのポイント
- 収納量を見直す
家族の人数やライフスタイルに応じて必要な靴の数を算出。無駄に大きすぎても、小さすぎても不便です。 - 湿気対策を重視
換気口や調湿材を取り入れることで、カビやニオイの発生を防げます。 - 動線を意識する
靴の脱ぎ履きや荷物の置き場所を考慮した配置にすることで、玄関の渋滞を防ぎます。 - デザインと機能の両立
玄関全体の雰囲気に合ったデザインを選びつつ、使いやすさを優先。 - 防犯性・安全性
扉の開閉がスムーズで、転倒やケガにつながらない設計が重要です。
まとめ
玄関収納は日常生活に欠かせない設備であり、壊れたまま放置すると不便さだけでなく安全性や衛生面にも悪影響を及ぼします。小さな不具合なら修繕で改善可能ですが、全体の劣化や収納不足を感じたらリフォームを検討しましょう。
玄関は家の顔とも言える場所です。最新の収納設備を導入することで、見た目もスッキリし、暮らしの快適性も大きく向上します。
次回予告
次回は 「家全体の耐震性が不安になったときの診断と補強方法」 をテーマに、住まいを地震から守るために必要な点検と補強工事のポイントをご紹介します。
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