
照明をつけると暑く、消すと寒い…電気代の無駄を感じる理由とは?
暖房と照明がちぐはぐな家に共通する“断熱不足”の落とし穴
その“違和感”、住まいの熱環境バランスが崩れているサインかもしれません
「リビングで照明をつけていると暑くてムワッとする…でも消すと急に寒い」
「なんとなく電気をたくさん使っているのに快適じゃない」
そんな感覚、実は住宅の断熱・気密性能の低さが原因になっている可能性があります。
この“ちぐはぐな室温環境”は、ただ不快なだけでなく、電気代の無駄遣いにも直結します。
なぜ「照明=暑い」「照明オフ=寒い」と感じるのか?
● 断熱性が低い家では熱が室内にとどまらない
断熱性能の低い家では、せっかくの暖房熱が壁や窓からどんどん外に逃げていきます。
そのため、少しでも熱源(照明・人・家電)があるとその熱を頼って“暑く”感じ、
一方でスイッチを切ると一気に寒さが襲うのです。
● 照明の“熱”に頼らざるを得ない環境
古い照明器具(特に白熱灯や蛍光灯)は発熱量が高く、
それが貴重な“暖房源”になってしまっているケースもあります。
つまり、快適さの担保を照明に頼ってしまっている状態です。
● 室内の温度ムラが原因で「局所的な暑さ・寒さ」を感じる
断熱不足の住宅では、部屋の中で温度差が激しくなることがよくあります。
照明の真下だけ暖かく、少し離れると寒い——
こんな現象は、空気の流れが悪く断熱されていない証拠です。
電気代が高いのに寒い・暑い家は“熱ロスの罠”にハマっている
● 暖房・照明・家電が効率悪く働いている
エアコン、照明、パネルヒーター…いくら稼働させても家自体が熱を保持できなければ快適にならない。
その結果、「ずっと電気を使っているのに寒い・暑い」状態に陥ります。
● 照明と暖房の役割が混在して電気使用量が増加
本来は照明だけのために使うはずの電気が、無意識のうちに“室温を保つための熱源”として働かされている。
これは、住宅性能の低さが家計に与える無駄なコストといえます。
“熱の逃げにくい家”へと変えるリノベーションで快適&省エネを実現
かおり木工房では、次のようなアプローチで電気代を抑えながら快適性を保つ家づくりを提案しています。
◎ 壁・床・天井の断熱強化
住まいの基本構造部分を断熱材でしっかり覆うことで、室温が逃げにくくなる環境をつくります。
これにより、照明や家電の熱が“無駄にならない”住空間が実現します。
◎ 窓の断熱(複層ガラス・内窓設置)
熱の半分は窓から出入りするため、断熱サッシや樹脂内窓の設置で“熱の出入り口”をブロック。
これだけで電気代が劇的に変わるご家庭も多くあります。
◎ LED照明+蓄熱式床暖房で安定した温熱環境へ
発熱しないLED照明を使いながら、足元を直接暖める蓄熱式床暖房を導入することで、
照明の明るさと暖かさの両立が可能になります。
【施工事例】藤枝市・H様邸「電気代を抑えて快適なLDKへ」
築40年のH様邸は、電気代の高騰とともに
「照明の熱が唯一の暖房のようだった」とお悩みでした。
リノベ後は、
- 壁断熱と床下断熱を強化
- 窓を断熱サッシに交換
- 暖房を蓄熱式+LED照明へ変更
その結果、
- 「部屋全体が均一に暖かい」
- 「照明の明かりだけで暑く感じることがなくなった」
- 「電気代が月6,000円以上安くなった!」
と、暮らしやすさと経済性を両立する家へと生まれ変わりました。
「光」と「熱」を分離できる家が、未来の住まいのスタンダード
本来、照明は明かりだけを、暖房は温もりだけを届ける存在です。
それが混ざり合っているのは、住まいの“熱管理”ができていない証拠。
断熱と気密をしっかり整えた家こそ、
電気代を無駄にせず、快適に暮らせる理想の住まいです。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告:
「ペット・子どもが寒さで夜泣き・ぐずることが増えた理由とは?」
家族全員が心地よく眠れる住まいを叶える断熱リフォームの工夫をご紹介します。