
窓からの冷気・熱気でカーテンがビビるほど風が入る理由とは?
“カーテンが揺れる家”は断熱不良のサインです
「エアコンはつけているのに、カーテンが揺れて冷気を感じる…」
冬になると、閉めたカーテンがふわっと動く、
夏は窓際に近づくとモワッとした熱気を感じる。
これは気のせいではなく、断熱・気密が不十分なサインかもしれません。
特に古い住宅では、サッシ・ガラス・窓枠など、
窓まわり全体から「目に見えない空気の通り道」ができてしまっているのです。
カーテンが“風に揺れる”現象の正体とは?
● 冷気・熱気がガラス面やサッシから漏れている
- 古いアルミサッシや一枚ガラスは、外気の影響をダイレクトに受けます
- 冷気がガラス面で冷やされて下降気流に→ カーテンを押し出す
● 窓枠のすき間や経年劣化による「すきま風」
- パッキンの劣化、施工不良、木枠の収縮などで、窓と壁の間にすき間が生じる
- 微細な隙間でも、気圧差で風が吹き込むことがある
● 室内外の温度差で「気流の対流」が発生
- 外の冷たい空気→ガラス面で冷やされる→下方向へ流れ
- 室内の温かい空気→上昇し、カーテン内で気流が回る
- その結果、“ビビるほど揺れるカーテン”が誕生
窓の断熱が不十分なままだと起こること
- 冬:足元が冷え、エアコンの効きが悪くなる
- 夏:西日の熱気がこもって寝苦しい
- 結露やカビが発生しやすくなる
- 光熱費がかさむ
- 家全体の温度差が激しくなり、健康リスクが上昇
カーテンが揺れない、空気が穏やかな窓辺にするには?
◎ 内窓(二重窓)の設置で断熱層をつくる
- 既存窓の内側に樹脂製サッシ+断熱ガラスを設置
- 冷気・熱気の伝達を防ぎ、断熱+防音効果も◎
◎ 断熱性能の高いガラスに交換
- Low-E複層ガラスなどを使うことで、熱の出入りを大幅にカット
- 冬の結露防止、夏の遮熱にも効果的
◎ 気密パッキンの交換・窓枠の補修
- サッシのゴムパッキンが劣化していれば交換
- 枠に歪みがあれば、きちんと閉まるように補修
【施工事例】焼津市・N様邸「カーテンが揺れるほど寒い窓を改善」
N様邸では、冬になると寝室のカーテンが動き、
「窓辺が冷蔵庫のように冷たい」とのご相談をいただきました。
施工内容:
- 窓全体を断熱樹脂サッシ+Low-E複層ガラスへ交換
- カーテンボックス内部に気密材を追加
- 窓枠と壁の境目の隙間を気密テープで処理
結果:
- 「どんなに寒い日でも、窓際が冷えない!」
- 「結露もゼロ、カーテンがピタッと止まって快適」とのお声をいただいています。
“揺れるカーテン”は見逃せない断熱サイン
小さな違和感を放置せず、快適な窓辺に
家全体の温熱環境を整えるには、窓の断熱性能が不可欠です。
かおり木工房では、窓だけの部分リフォームから、家全体の断熱改修まで対応可能です。
ご家族の健康と快適な暮らしを守るために、今こそ窓の見直しを。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告:
「エアコンの効きが悪いためずっとオン状態で電気代高騰する理由とは?」
その無駄なエネルギー消費、断熱で止められます。