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トイレの詰まりや漏水を防ぐためのリフォーム対策

〜日々の安心を支える水まわりメンテナンス〜

トイレは毎日使う大切な設備ですが、詰まりや漏水といったトラブルは突然やってきます。放置してしまうと床材の腐食や悪臭、階下への水漏れ被害など深刻な問題に発展する可能性があります。この記事では、トイレのトラブルを未然に防ぐためのリフォーム対策と、起きてしまったときの対応方法をご紹介します。


トイレの詰まりの主な原因とは?

  1. トイレットペーパーの使いすぎ
     一度に大量に流すと、排水管が詰まりやすくなります。
  2. 異物の流入
     おしりふき、ペット用シート、子供のおもちゃなどが原因に。
  3. 排水管の老朽化や勾配不良
     長年使用した配管にスケールや汚れが蓄積し、流れが悪化します。

漏水トラブルの原因とリスク

  • タンク内部の部品劣化
     ゴムフロートやボールタップの劣化で常時少量の水が漏れることも。
  • 給排水管のひび割れ・接合部の緩み
     築年数の経過とともに起こるトラブル。床下の腐食にもつながる。
  • ウォシュレットのホース劣化・破損
     気づかないうちに漏れて床材を傷めているケースもあります。

トイレトラブルを防ぐためのリフォーム対策

1. 築10年以上なら設備一新を検討

古い便器・配管は、耐用年数を超えて不具合が出やすくなります。便器本体だけでなく、給排水の配管チェックも重要です。

  • 節水型トイレに交換
     古いトイレに比べて水道代を年間1〜2万円削減可能
  • 床や壁の防水施工
     万が一の漏水被害を最小限にする予防対策

2. 配管点検・交換

  • 配管内部のスケール除去・高圧洗浄
  • 古くなったパッキンや継手部品の交換
  • 勾配不良がある場合は配管工事の見直し

3. 床材の見直し

トイレには水に強いクッションフロアや防水フローリングを採用。腐食やカビの発生を抑える効果があります。


応急処置のポイント(詰まり・漏水)

  • 詰まりの場合
     ラバーカップ(スッポン)を使って対応し、それでも改善しなければ専門業者に依頼
  • 漏水の場合
     止水栓を閉めてから業者に連絡。床が濡れていたら、タオルで拭き取り乾燥させる

トイレリフォームの費用相場

内容費用目安(税抜)
トイレ本体交換(標準タイプ)10〜20万円
高機能トイレ交換20〜40万円
配管交換・勾配調整5〜15万円
床・壁の張り替え(防水仕様)5〜10万円

まとめ

  • トイレは日々使う設備だからこそ、突然のトラブルが大きなストレスに
  • 詰まり・漏水は配管や設備の老朽化に起因することが多い
  • 築10年以上ならトイレ本体だけでなく、配管や防水も含めた総合的な点検とリフォームが安心

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施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市

  • 電話:054-261-2807(10:00〜17:00)
  • 社長直通:090-6587-4713(「HP見た」とお伝えください)

次回予告

次回は「浴室の段差をなくして安全に使えるようにする方法」をテーマに、
高齢者やお子様にも安心なバリアフリー仕様の浴室リフォームについてご紹介します。
毎日使う空間だからこそ、快適さと安全性を両立したリフォームのヒントをお届けします。