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住まいを長持ちさせるために必要な修繕と予防リフォームとは

住宅は建てたら終わりではなく、定期的なメンテナンスと適切な修繕を行うことで、寿命を延ばし、住み心地を保つことができます。
特に日本の気候は湿気が多く、台風・地震といった自然災害も多いため、家の劣化スピードは想像以上に早いのが現実です。

この記事では、「住宅を長持ちさせるために欠かせない修繕・予防リフォームの重要性と実践ポイント」について詳しく解説していきます。


1. なぜ定期的な修繕と予防が必要なのか?

1‑1. 劣化は気づかないうちに進行する

雨漏りや構造のひび割れなどは、表面化した時点で深刻な状態に陥っているケースが多くあります。
早めの点検・軽微な補修を行うことで、将来的な大規模修繕や建て替えを防ぐことができます。

「予防リフォーム=高額な修繕を未然に防ぐ保険」

1‑2. 放置によるリスク

放置された劣化は以下のような問題を引き起こします:

  • 外壁のひび割れ → 雨水侵入 → 内部腐食・カビ発生
  • 屋根材のずれ → 雨漏り → 天井や断熱材の腐敗
  • 基礎のひび → 地震時の倒壊リスク増加
  • 給排水管の老朽化 → 水漏れ・シロアリ誘引

2. 主な修繕・予防ポイント一覧

部位修繕・予防内容目安年数
屋根葺き替え、塗装、防水シートの点検約10〜20年
外壁クラック補修、コーキング打ち替え、塗装約10〜15年
サッシ・窓気密性・断熱性の見直し、劣化ゴムの交換約15〜20年
床下・基礎シロアリ予防、湿気対策、防蟻処理約5〜10年
水回り設備配管交換、パッキン・設備更新約15〜20年
内装壁紙張替え、床材の張替え約10〜15年

3. 修繕と予防の具体的な進め方

3‑1. 定期診断を受ける

住宅の状態を把握するには、5年ごとの無料診断や有料点検を活用しましょう。

特に以下のような点検が有効です:

  • 耐震診断
  • シロアリ検査
  • 赤外線カメラによる雨漏り診断
  • 給水・排水設備点検

3‑2. リスクに応じた優先順位付け

全てを一度に直す必要はありません。劣化の深刻度や生活への影響度に応じて、優先順位を立てて段階的に実施するのがポイントです。

たとえば:

  • 屋根や外壁の劣化 → 建物全体を守るため最優先
  • 水回りの老朽化 → 二次被害が起こる前に対応
  • 内装や収納 → 快適性の向上として計画的に

4. 修繕・予防リフォームの費用相場

工事項目費用目安
外壁塗装・コーキング補修80〜150万円
屋根補修・葺き替え100〜250万円
基礎補強・床下湿気対策50〜100万円
水回り配管リニューアル50〜200万円
シロアリ予防・駆除10〜30万円程度

※施工範囲や住宅の構造により異なります


5. 修繕事例紹介(静岡・焼津エリア)

築30年の木造住宅で、以下のような予防リフォームが実施された事例をご紹介します:

  • 外壁塗装と一緒にシーリング打ち替え
  • 基礎のクラック補修と防蟻処理
  • 古い給湯器を省エネタイプに交換
  • 内窓設置による断熱強化

結果として、冬の冷えや湿気の軽減、安心感の向上といった効果があり、居住者から高評価をいただきました。


まとめ

  • 定期的なメンテナンスと予防リフォームが家を長持ちさせる鍵
  • 優先順位を決めて、段階的に実施するのがポイント
  • 費用はかかるが、放置するリスクを考えれば早期対応が得策

家を大切にする姿勢は、家族の安心や資産価値の維持にも直結します。
「いつかやろう」と思っていた修繕、今こそ一歩踏み出してみませんか?

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静岡エリアで数多くの実績を誇るかおり木工房では、お客様の住宅に最適な予防・修繕プランをご提案しています。

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注文住宅専門工務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1‑27‑53
電話:054‑261‑2807(受付時間10時〜17時)
社長直通:090‑6587‑4713(「HPを見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市