
注文住宅でよくある失敗ランキングTOP5!
“建てたあとに気づく”では遅い、静岡の現実
こんばんは、かおり木工房のそうのです。
こんばんは、かおり木工房そうのです。
本日の静岡市、なんと最高気温が30度を超えました。
10月なのに真夏日、まるで季節が一ヶ月遅れてやってきたような暑さですね。
お客様の中にも「まだエアコンつけっぱなしです…」という方が多く、
ここ静岡の“秋”は、年々短くなっているように感じます。
そんな季節の変化の中で、改めて注目されているのが「快適で後悔しない家づくり」。
しかし実際には、注文住宅を建てた人の中でも
「もっとこうしておけば良かった…」と感じている人が少なくありません。
今日は、静岡で数多くの家づくりに携わってきた私が、
実際に起きた“注文住宅の失敗例TOP5”をもとに、後悔しないためのヒントをお話しします。
第5位|間取りが“生活のリズム”と合っていない
「広いリビングにしたのに、居心地が悪い」
「動線が長くて家事が倍に感じる」
このような“住みにくさ”の原因は、間取りそのものではなく、暮らしの流れとのズレにあります。
図面上は完璧に見えても、実際に生活を始めると動線が破綻しているケースは多いんです。
ありがちな例
- キッチンと洗面が遠くて家事がバラバラ
- パントリーに扉をつけたせいで通行が不便
- リビングにコンセントが足りず延長コードだらけ
対策はシンプル。
打合せ中に「朝起きてから寝るまでの行動」を紙に書き出して、“生活リハーサル”をすること。
かおり木工房では、実際にお客様と一緒に「家事動線」「通風」「採光」を動きながら検証します。
第4位|収納の“量”ではなく“位置”を間違えた
「収納を多くしたのに、なぜか片づかない」
この言葉、驚くほどよく聞きます。
実は、“収納の量”ではなく“位置”が原因。
たとえば…
- 布団収納が2階にあり、重くて下ろさなくなる
- 子どものランドセル置き場がなく、リビングに散乱
- 玄関収納が奥まっていて靴が常に出しっぱなし
収納は“動線上にあるかどうか”で使われ方が変わります。
人は「1〜2歩で届く場所」しか日常的に使いません。
解決策は、“使う場所に使う物を”。
動線の途中に“通り道収納”を設けると、片付けが自然に続きます。
第3位|採光・通風の“感覚頼り”で失敗
静岡のような日射が強い地域では、「南向き=正解」とは限りません。
大きな南窓を取った家ほど、夏に暑すぎる家になってしまう例が多いんです。
また「風通しが良い=快適」と思われがちですが、
空気が抜けすぎると冷房効率が下がり、結露やカビの原因にもなります。
重要なのは、“太陽と風をコントロールする設計”。
- 夏:西日の侵入を防ぐ庇・縦格子
- 冬:日射取得を最大化する窓配置
- 通風:給気と排気を「対角線上」に設計
これを数値で考えるのが「太陽に素直な設計」です。
かおり木工房では全館空調(松尾式Ver3)+パッシブ設計を組み合わせ、
“エアコン1台で家全体を快適に”を実現しています。
第2位|「高断熱=快適」という思い込み
「うちは断熱等級6だから大丈夫」
──これは危険な勘違いです。
家の快適性を決めるのは断熱性能(UA値)だけではなく、気密性能(C値)との両立です。
UA値だけ良くても、C値が悪ければ外気が入り込み、
“断熱材の性能が台無し”になります。
具体的な違い
- UA値0.26/C値0.3以下 → 冬も床が冷えず快適
- UA値0.6/C値2.0 → 冷暖房費が月1万円以上高くなることも
「断熱材が何か」よりも、「施工精度と気密管理がどうか」を確認しましょう。
数値を公開している会社=信頼できる会社、という判断基準になります。
第1位|“安さ”で会社を選んでしまった
「見積りが一番安かったから」
「営業マンの勢いが良かったから」
──こうして決めてしまい、あとで後悔される方が本当に多いです。
家づくりで一番大切なのは、“どんな人と建てるか”。
家そのものよりも、「信頼できる人」がいるかどうかが結果を左右します。
実際にあったケース
- 打ち合わせ担当が毎回変わる
- 現場の職人との意思疎通ができていない
- 引渡し後の問い合わせに反応が遅い
かおり木工房では、最初の打合せから引渡しまで社長である私(そうの)が責任担当。
「誰が最後まで見てくれるのか」が、安心の本質だと思っています。
まとめ|“建てて終わり”ではなく、“暮らして満足できる”家を
静岡で注文住宅を建てるとき、気をつけるべきポイントはこの5つです。
- 間取りは面積ではなく、生活のリズムで考える
- 収納は量ではなく、位置と高さで決まる
- 採光・通風は感覚ではなく、科学的に設計する
- 性能は断熱だけでなく、気密もセットで確認
- 価格よりも、人と想いで建築会社を選ぶ
住宅の“快適さ”は、完成した瞬間ではなく、住み続けてから分かります。
10月に30℃を超えるような今だからこそ、
“夏も冬も心地よい家”をどうつくるかを真剣に考えるタイミングです。
家づくりは、未来の自分への贈り物。
そして、信頼できる人と出会うことが、その第一歩です。
それでは、また。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587-4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
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