BLOG

ブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 1・断熱リフォームで寒さ、暑さを解決
  4. 変形したり古くなった窓枠で隙間が目立つようになった理由とは?

変形したり古くなった窓枠で隙間が目立つようになった理由とは?

室内の温度低下・結露・騒音…すべて“劣化した窓枠”が原因かもしれません

見逃されがちな「窓枠の劣化」による寒さの正体

長年使っている家で、なんとなく「最近、窓辺が寒い」「風が入ってくるような…」と感じたことはありませんか?
その原因の多くは、窓ガラスではなく、窓“枠”の劣化や変形にあります。

特に築30年以上の住宅では、アルミサッシの歪みやコーキングの劣化によって、
隙間風が入り込みやすくなる状態がよく見られます。


窓枠が変形・劣化する主な原因

  • 木製枠の乾燥・収縮
  • アルミ枠の経年による歪み・たわみ
  • パッキンやモヘア(すき間を防ぐ部材)のへたり
  • 外壁と窓枠のコーキング材のひび割れ
  • 地震や台風などによる微細なズレ

これらが重なると、見た目にはわかりにくくても、
実際には数ミリの隙間から冷気や湿気が侵入しているケースが多いのです。


放置すると起こる問題とは

劣化した窓枠をそのままにしておくと、以下のような住宅トラブルにつながります。

  • 室内の温度低下(暖房効率の悪化)
  • 結露の発生とカビの繁殖
  • 外の音が入りやすくなり防音性が下がる
  • 雨風の侵入で木材が腐食する可能性も
  • 光熱費が上がる(断熱不良による空調負荷)

つまり、「ちょっとした隙間」が、「暮らし全体の快適性」を損なっているということです。


対策①|窓枠ごと交換する「窓リフォーム」

最も根本的な解決策は、窓枠ごと新しい樹脂製サッシに交換すること
現在の住宅に合わせて、断熱性・気密性が高い窓にすることで、
冷暖房の効率を大きく改善できます。

特に内窓(二重窓)や、Low-E複層ガラスといった高性能な窓との組み合わせで、
冬の冷気・夏の熱気・騒音対策まで一挙に解決できます。


対策②|簡易補修で応急処置する方法も

費用を抑えたい場合は、以下の方法でも一時的な改善が可能です。

  • 窓用モヘアの交換(ホームセンターなどで購入可能)
  • コーキング剤での隙間補修
  • 窓枠のパッキン交換
  • 隙間風防止テープを貼る
  • カーテンや断熱シートで窓辺を覆う

ただし、根本的な解決には至らないため、長期的にはリフォームを視野に入れることをおすすめします。


長く住む家こそ「窓周り」の見直しが重要

家の断熱性能は、「屋根・壁・床・窓」の4要素で構成されますが、
中でも最も熱が出入りするのが「窓」。

特に古い家ほど、断熱対策がされていない窓枠が多く、
住み心地や光熱費の面で大きな損をしている可能性があります。

住まい全体の断熱性能を高めるためにも、
窓リフォームは「今ある家を快適にする第一歩」です。


次回予告

【屋根や外壁のひび割れが増えてきている気がする理由とは?】
目に見える劣化のサイン。放置すれば雨漏り・腐食・断熱低下の三重苦に。
プロが教えるチェックポイントと対応策とは?


資料請求・ご相談はこちらから

👉 資料請求はこちら

かおり木工房|静岡の注文住宅専門工務店

  • 住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
  • 電話:054-261-2807(受付 10時〜17時)
  • 社長直通:090-6587−4713(「HPを見た」とお伝えください)
  • 施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市