BLOG

ブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 2・健康を守る家
  4. デザインと断熱性能のバランスをどうとるか調べる方法とは

デザインと断熱性能のバランスをどうとるか調べる方法とは

“おしゃれな家”と“高性能な家”は両立できるのか?

機能と美しさ、どちらも譲れないあなたへ

断熱リノベーションを検討している方の中には、「せっかくならデザインにもこだわりたい」という方が多くいらっしゃいます。しかし、性能と見た目のバランスは一筋縄ではいかない課題でもあります。

本記事では、「快適性と美しさを両立させる家づくり」を実現するための考え方、設計・施工の工夫、実例を通してそのポイントをわかりやすく解説します。


なぜ断熱性能とデザインがぶつかるのか?

断熱性を高めるためには「壁を厚くする」「窓を減らす」「複層ガラスや樹脂サッシを使う」といった構造的な制約が発生します。
一方で、デザイン性を追求すると「大開口の窓を使いたい」「開放感ある吹き抜けが欲しい」など、断熱には不利な要素も。

つまり、両立には高度な設計バランスが求められるのです。


両立のための設計ポイント

1. 窓の配置と断熱性の工夫

  • 南側には日射取得型の高断熱窓を配置
  • 北側・西側は必要最小限+断熱強化
  • トリプルガラス+アルゴンガス入りサッシなどで性能確保

開放感を保ちつつ熱損失を抑える設計がカギです。

2. 見た目にこだわる断熱材の選定

  • 内装の仕上げに響かない素材(例:吹付ウレタンや真空断熱材)を採用
  • 無垢材・漆喰・珪藻土など自然素材との調和も重視

素材感や空気感を大切にした設計が可能です。

3. 吹き抜けや勾配天井を活かす断熱

  • 天井断熱+壁断熱のハイブリッド構成
  • 空気の流れをコントロールするシーリングファン併用
  • 全館空調との相性も視野に入れる

高さ・奥行きのある空間でも温熱環境を快適にできます。


実例紹介:断熱×デザインの両立事例

事例1:大きな窓と木の質感を活かした家(静岡市)

  • 南面に大開口+断熱性能の高いLow-Eトリプルガラス採用
  • 壁・床の断熱を強化し、冷暖房効率を確保
  • 吹抜けリビングでも温度ムラがなく快適

「明るさ・広さ・あたたかさのバランスが絶妙」と施主の声


設計者選びが最重要

断熱とデザインのバランスをとるには、単に“断熱だけに強い施工店”では不十分です。
大切なのは、“性能もデザインも理解できる建築士・工務店”と出会うことです。

選ぶ際には:

  • 実績に両立事例があるか?
  • 設計士と直接打ち合わせできるか?
  • 自然素材との組み合わせ提案ができるか?

を見極めてください。


まとめ

高断熱住宅=無骨な家、という時代は終わりました。
“快適性”と“美しさ”は、工夫次第で両立可能です。

あなたの理想の家づくりには、両方に強いパートナー選びが不可欠。
かおり木工房では、性能×デザインのベストバランスをご提案します。


次回予告

次は「自然素材を使った断熱リノベがあるか調べる」について詳しく掘り下げます。


資料請求・お問い合わせ

資料請求はこちらから
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1‑27‑53
電話:054‑261‑2807(受付 10時〜17時)
社長直通:090‑6587‑4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市