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建材の防火・耐久性・シロアリ対策も兼ねた断熱材を探す理由とは?

家づくりやリノベーションで断熱材を選ぶとき、多くの人が注目するのは「断熱性能」や「価格」です。しかし、それだけで本当に安心・安全な住まいを実現できるのでしょうか?特に長く安心して暮らすためには、「防火性」「耐久性」「シロアリへの強さ」も見逃せない重要なチェックポイントです。

火災に備える:断熱材の”防火性能”

火災が発生した際、建材に火が燃え広がるスピードは、被害の大きさを左右します。断熱材には燃えやすい素材もあり、選び方によっては住宅火災のリスクを高めてしまうことも。たとえば、グラスウールやロックウールなどの無機系断熱材は耐火性能が高く、火に強いというメリットがあります。

一方、発泡プラスチック系の断熱材は軽量で断熱性能が高い反面、燃えやすい特性を持つものもあります。そのため、施工時に防火性能を補強する仕上げ材を併用したり、難燃処理された製品を選ぶなどの工夫が必要です。

長持ちする住まいへ:”耐久性”を考える

断熱材の寿命が短いと、時間が経つごとに断熱効果が低下し、冷暖房効率が悪くなってしまいます。施工後の見えない部分にあるため、簡単に交換や修理ができないことも。だからこそ、経年劣化しにくく、安定した性能を長期間維持できる断熱材を選ぶことが重要です。

特に湿気に強い素材は、内部結露によるカビや劣化を防ぐ上でも効果的です。グラスウールやフェノールフォームなどは、吸湿しにくく性能が安定していることで知られています。

家の”天敵”を防ぐ:シロアリ対策

木造住宅にとって、シロアリの被害は大きな問題です。断熱材の中には、シロアリの好む素材や隙間があると被害を招くことも。とくに床下や基礎部分に使用する断熱材は、シロアリ対策が講じられているかを確認することが大切です。

例えば、シロアリ忌避成分を含んだ断熱材や、構造的に侵入しにくい製品を選ぶことで、リスクを軽減することができます。

バランスの取れた断熱材選びを

断熱材を選ぶ際には、断熱性能だけでなく、耐火性・耐久性・防虫性など「多面的な安全性」を兼ね備えているかを総合的に判断しましょう。

「安いから」「性能が高いから」とひとつの要素だけで選ぶのではなく、家族の命と資産を守るという視点で選ぶことが、後悔しない断熱リフォームへの第一歩です。


次回予告

次回は「デザインも重視した施工会社を調査する」。見た目と性能の両立を図りたい方に向けて、デザイン性と高断熱を実現する工務店・施工会社選びのポイントを解説します。


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