階段や2階が使いづらくなる前に考える断熱と間取りとは
その間取り、将来も“使える”家ですか?
若い頃は気にならなかった階段の上り下り。しかし、年齢を重ねるにつれ、2階へ行くのが億劫になる、階段がつらい、夜中のトイレが怖い…そんな声を多く聞きます。
定年後の生活で、もっとも大きく変わるのが“身体能力”と“時間の使い方”です。その両方に直結するのが、「家の間取り」と「温熱環境」。特に、階段や2階の使い勝手と快適性は、老後の生活の質に大きく影響します。
本記事では、将来の暮らしを見据えた間取りの工夫と、断熱リノベーションのポイントを詳しく解説します。
階段と2階の“問題”はいつ始まるのか?
- 60代前半:膝や股関節の違和感
- 70代:昇降時に手すりが必要に
- 80代:2階はほとんど使わなくなる
このように、「老化」は段階的に進み、使い慣れた2階スペースが“使えない空間”になっていきます。
また、以下のような声も増えています:
- 「階段の冷気がつらい」
- 「2階の部屋は夏暑くて冬寒い」
- 「階段の上り下りが負担で2階が空き部屋に」
解決のカギは「間取り」と「断熱」の同時見直し
老後も使いやすく、安心して暮らせる家にするためには、次の2つの視点が不可欠です:
1. 間取り変更で生活動線を1階に集約
- 寝室・トイレ・洗面・収納を1階にまとめる
- 将来的な介護を考慮し、車椅子でも移動できる動線幅を確保
- 1階に“ミニLDK+寝室”を作るプランが人気
2. 階段と2階を快適に使えるよう断熱強化
- 階段室の壁・天井の断熱改修で、冷暖房効率をアップ
- 階段や2階にも床下エアコンや小型暖房を設置
- 2階の空間も断熱+遮熱+換気で快適化すれば、
- 書斎や趣味部屋
- 孫の遊び場
- 在宅ワークスペース
として活用できます
断熱と間取りのリフォーム、同時がおすすめな理由
1階だけの改修ではなく、家全体の性能向上を同時に行うことで:
- 2階を無駄なく使える
- 階段や2階の温度差が減り、移動が楽に
- 部屋ごとの光熱費のムラが減る
将来的には、2階を“収納”や“来客スペース”にして、夫婦は1階中心の生活へとシフトしていく方も増えています。
かおり木工房のご提案:
静岡市・焼津市・藤枝市を中心に活動する「かおり木工房」では、
- 松尾式高断熱設計に基づいた断熱間取りリノベーション
- 老後の暮らしを見越した間取り再設計
- 階段や2階も含めた温度のバリアフリー提案
をご提供しています。
「この階段が使えなくなったらどうする?」「2階を物置にするのはもったいない…」
そう思った瞬間が、リノベのタイミングです。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
〒420-0911
静岡県静岡市葵区瀬名川1丁目27−53
営業時間:10:00〜17:00
TEL:054-261-2807
社長直通:090-6587−4713 (「HPを見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告:「年齢を重ねるほど必要になる住環境の工夫」
次回は、年齢とともに変化する身体や感覚に合わせた住環境の工夫を、断熱性・動線・快適性の観点から詳しく解説します。

















































