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寝室・廊下・トイレの温度差をなくす方法とは

家の中の「温度の段差」が命取りに

寒い季節、布団の中から出るのが億劫だったり、夜中にトイレに行くときに寒さに震えたりした経験はありませんか?

高齢になると、この「部屋間の温度差」がヒートショックや転倒事故の原因になります。特に、寝室・廊下・トイレの温度差は体調を崩す大きなリスク要因です。

この記事では、室内の温度差を最小限に抑えるための断熱設計のポイントを解説します。


なぜ温度差が生まれるのか?

住宅の構造上、リビングなどは暖房設備が充実していても、廊下・トイレ・洗面所は無暖房、または断熱性能が低いため、外気の影響を受けやすく冷え込みやすいのです。

とくに古い住宅は、断熱材が不十分、窓やドアの気密性も低いため、部屋ごとの温度差が顕著になります。


温度差をなくすための5つの工夫

1. トイレ・廊下の断熱施工
  • 壁や天井に断熱材を追加
  • 床には断熱パネルやカーペットを
  • 外気に接する部分の窓や壁を重点的に補強
2. 小型暖房器具の導入
  • 人感センサー付きの暖房機器をトイレや廊下に設置
  • ヒートショック防止のため、トイレには事前に暖気を送る工夫も
3. 内窓や断熱カーテンで気密性を高める
  • 窓からの冷気侵入を防ぐため、内窓を追加
  • カーテンは厚手・断熱タイプに変更
4. 部屋間の温度コントロール
  • 温度センサーを活用して全館の温度差を可視化
  • 全館空調、床下エアコンなどで室温の均一化を図る
5. ドアの工夫で暖気を逃さない
  • 気密性の高いドアへ変更
  • 自動ドアクローザーで開けっぱなしを防止

寝室の断熱対策も忘れずに

寝室が寒いと、入眠が妨げられるだけでなく、深部体温の低下によって免疫力も落ちます

  • 寝室の壁や床に断熱材を追加
  • エアコン・床暖房・パネルヒーターなど併用
  • 断熱カーテン+内窓で冷気の侵入をシャットアウト

寝具だけで寒さをしのぐのではなく、部屋そのものの保温性を高めることが重要です。


断熱+αでより快適な環境に

温度差をなくすためには、断熱施工だけでなく、動線の短縮や照明の工夫など、生活全体の見直しも効果的です。

  • 寝室とトイレの距離を短く
  • 廊下にセンサーライトを設置
  • スリッパや靴下も防寒機能の高いものに

かおり木工房の断熱リノベーション

静岡市・焼津市・藤枝市で実績を持つ「かおり木工房」では、

  • 部屋間の温度差をなくす高断熱住宅
  • 小規模リフォームから全館空調まで幅広く対応
  • お客様の暮らしに合わせた動線設計と素材提案

を行い、寒さのストレスから解放される住まいを実現しています。


まとめ:冬を安心して過ごすために

寝室・廊下・トイレの温度差をなくすことは、高齢者に限らずすべての家族にとって快適な暮らしの土台となります。

「うちもそろそろ対策が必要かも」
そう思った今が、行動を起こすチャンスです。


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賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」

〒420-0911
静岡県静岡市葵区瀬名川1丁目27−53
営業時間:10:00〜17:00
TEL:054-261-2807
社長直通:090-6587−4713 (「HPを見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市


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