晴れ予想でも油断できない。前日より寒い日に分かる家の底力
こんばんは、かおり木工房のそうのです。
この時期らしい、冬の澄んだ空気と、日差しはあるけれど気温は上がらない一日。
実はこういう日こそ、家の性能差がはっきりと表れます。
「晴れている=暖かい」と思いがちですが、冬はそう単純ではありません。
晴れているのに寒い…その違和感の正体
冬の晴れた日は、放射冷却の影響で朝晩が特に冷え込みます。
前日より最高気温が低いとなれば、なおさらです。
このとき、
・朝、床が冷たい
・日中は日差しが入るけれど夕方に一気に寒くなる
・エアコンをつけても足元が温まらない
こうした現象が起きやすい家は、「晴れ」をうまく味方にできていません。
晴れた日の快適さは、
日射を取り入れられる設計と
取り入れた熱を逃がさない性能
この両方がそろって、初めて成立します。
冬の家づくりで後悔が多いポイント
家づくりの相談を受けていると、冬になると必ず出てくる悩みがあります。
・思ったより寒い
・昼と夜の温度差が大きい
・晴れている日はいいけど曇ると厳しい
・暖房費がかかる
これらは、住み始めてから気づくことが多く、あとから直すのが難しい部分です。
特に多いのが、
「南に窓を付けたから冬は暖かいはずだった」
というケース。
確かに日射は重要ですが、それだけに頼る設計は非常に不安定です。
前日より気温が低い晴れの日には、はっきりと差が出ます。
晴れ×寒い日に強い家とは?
こういう日に本当に快適な家には共通点があります。
・高断熱で外の冷気を遮断できている
・高気密で隙間風がない
・一種換気で室温を乱さない
・暖房が「空気」ではなく「家全体」を暖めている
かおり木工房では、C値0.3以下の高気密と高断熱を前提に、
一種換気+松尾式全館空調を採用しています。
その結果、
「晴れているけど寒い日」でも、
室内の体感温度が大きくブレません。
床下エアコンが効いてくるのは、こんな日
今日のように、晴れているけれど気温が低い日は、床下エアコンの良さがよく分かります。
・朝から床が冷たくない
・日中、日射で温まった熱が無駄にならない
・夕方になっても一気に寒くならない
これはエアコンの能力ではなく、
家が熱を蓄え、ゆっくり放出できているからです。
逆に、断熱や気密が弱いと、
せっかく晴れて日射が入っても、夕方にはすべて外へ逃げてしまいます。
冬の晴れは「試験日」だと思ってほしい
家づくりを考えている方には、
「ぜひ冬の晴れた日に家を体感してほしい」
とお伝えしています。
・曇りの日
・寒い日
・晴れているけど気温が低い日
こうした条件のときに快適な家こそ、
一年を通して安定した暮らしができます。
晴れの日だけ快適な家は、実はとても多い。
でも、それは本当の意味での快適さではありません。
年末に考えたい「10年後の冬」
年末年始は、家で過ごす時間が長くなります。
だからこそ、
・この家で、10年後の冬も快適か
・光熱費は無理なく払い続けられるか
・歳を重ねても寒さが負担にならないか
そんな視点で、家を見直してみてください。
前日より最高気温が低い、今日のような晴れの日。
この条件で心地よく過ごせる家は、間違いなく“強い家”です。
それでは、また。
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