一年の終わりに見えてくる「この家で良かったか」という答え
こんばんは、かおり木工房のそうのです。
いよいよ一年の終わりが見えてきました。仕事もひと段落し、家で過ごす時間が一気に増えてくる頃です。
この時期になると、不思議と「家」について考える方が増えます。
それはきっと、暮らしと真正面から向き合う時間が増えるからだと思います。
今日は天気の話は一切抜きにして、一年の締めくくりだからこそ見えてくる住まいの本質について書いてみます。
年末にふと感じる「この家でよかったのかな?」
お客様から、年末によく聞く言葉があります。
・今年もあっという間だったね
・家で過ごす時間、結構多かったね
・この家、どうだったと思う?
こうした何気ない会話の中に、住まいの評価がすべて詰まっています。
「特に不満はない」
これ、実はとても重要な言葉です。
大きな満足よりも、
大きな不満がないこと。
それこそが、住まいの完成度を表していると私は思います。
家の良し悪しは「イベント」ではなく「日常」で決まる
家づくりの打ち合わせでは、どうしても特別なシーンを想像しがちです。
・おしゃれなリビング
・広いキッチン
・友人を呼んでのホームパーティー
もちろん、それも大切です。
でも、実際の暮らしの9割以上は「何も起きない日常」です。
・朝起きて
・ごはんを食べて
・仕事や学校に行って
・帰ってきて
・寝る
この繰り返しの中で、
ストレスを感じないか、無理をしていないか。
ここが一番重要です。
「慣れ」ではなく「快適」であること
住んでいる方が自分に言い聞かせてしまう言葉があります。
「慣れれば大丈夫」
「こんなものかな」
この言葉が出てきたら、
実はどこかに小さな我慢があります。
本当に性能の良い家は、
慣れなくても快適です。
意識しなくても普通に過ごせます。
かおり木工房が高気密・高断熱・一種換気・全館空調にこだわるのは、
住む人が家のことを考えなくて済む状態をつくりたいからです。
家族の変化に、家がついてきているか
一年を振り返ると、
家族にもいろいろな変化があったはずです。
・子どもが成長した
・生活リズムが変わった
・在宅時間が増えた
その変化に対して、
家がストレスになっていないか。
逆に、家が支えてくれているか。
良い家は、
「使いこなすもの」ではなく
「勝手に寄り添ってくるもの」だと考えています。
数字では測れない「満足感」
UA値、C値、断熱等級。
もちろん大切です。私たちも徹底的にこだわります。
でも、年末に思い出すのは、
数値ではありません。
・寒い思いをしなかった
・家族が自然と同じ場所に集まった
・家にいると落ち着いた
こうした感覚こそが、
住まいの本当の価値です。
「家を評価する日」
新築した年も、何年も住んでいる家でも、
一度、立ち止まってみてほしい日です。
・この家で一年過ごしてどうだったか
・無理しているところはなかったか
・これから先も、この家で安心できそうか
もし、これから家づくりを考える方なら、
「どんな家にしたいか」よりも
「どんな一年を過ごしたいか」を考えてみてください。
家は、人生の背景になるもの
家は主役ではありません。
でも、人生のすべての場面に必ず存在します。
嬉しいことも、悩むことも、
何気ない日常も、
すべて家の中で起こります。
だからこそ、
主張しすぎず、
でも確実に支えてくれる家。
そんな住まいを、これからも真剣につくっていきたいと思います。
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一年の終わりに、家づくりの本質を。
来年も、変わらず発信していきます。

















































