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大晦日に思う「家は一年間、何を守ってくれたのか」

こんばんは、かおり木工房のそうのです。
いよいよ今年最後の日です。
この一年、振り返ると本当にあっという間だったと感じる方が多いのではないでしょうか。

今日は天気の話は一切抜きにして、大晦日だからこそ静かに考えたい「家の役割」について書いてみます。


家は、何かを「してくれる」場所ではない

家づくりの相談をしていると、
「この家で何ができますか?」
という質問を受けることがあります。

・広いリビングで〇〇ができる
・趣味の部屋で〇〇ができる
・家事が楽になる

もちろん、どれも大切です。
でも一年を振り返る大晦日に思い返すと、
家がしてくれたことの多くは、もっと地味なことだったはずです。

・ちゃんと眠れた
・落ち着いて食事ができた
・家族と同じ空間で過ごせた

家は何かを演出する場所ではなく、
日常を壊さずに支える場所なんだと思います。


「何も起きなかった一年」は、実はすごい

今年一年、
「家のことで大きなトラブルがなかった」
もしそう感じているなら、それはとても幸せなことです。

・寒さや暑さで体調を崩さなかった
・家のことでイライラすることが少なかった
・光熱費や住環境で大きな不安がなかった

こうした「何も起きなかった一年」は、
家がきちんと役割を果たしてくれた証拠です。

良い家ほど、存在感が薄い。
これは決して悪い意味ではありません。


住まいの不満は、年末に浮かび上がる

大晦日は、家族が同じ場所に集まり、
いつもより長い時間を家で過ごします。

そのとき、もし

・なんとなく落ち着かない
・家の中で無意識に我慢している
・来年もこの状態が続くのは不安

そんな気持ちがよぎったなら、
それは家からの小さなサインかもしれません。

不満は、忙しい日常の中では見過ごされがちです。
でも、静かな時間が増える年末には、はっきりと顔を出します。


家づくりは「来年の安心」を先に用意すること

これから家づくりを考える方にとって、
大晦日はとても良いタイミングです。

・来年、どんな暮らしをしたいか
・家で過ごす時間をどう感じたいか
・家族に、どんな安心を残したいか

家づくりは、
「ワクワク」よりも先に
「安心」を用意する作業だと、私たちは考えています。

安心があるから、
その上に楽しさや豊かさが積み重なります。


数字よりも、記憶に残る住まい

一年の最後に思い出すのは、
UA値やC値ではありません。

・家で過ごした何気ない時間
・家族と交わした会話
・静かに過ごせた夜

こうした記憶が積み重なって、
「この家でよかった」という感覚が生まれます。

だからこそ、
私たちは性能を徹底的に考えながらも、
最終的には暮らしの感触を一番大切にしています。


大晦日は、家に「ありがとう」を言う日

今年一年、家は文句も言わず、
毎日あなたと家族を包み続けてくれました。

もし今、
「大きな不満はなかったな」
そう思えるなら、その家は十分に役割を果たしています。

そして、これから家づくりを考える方は、
来年の大晦日に、同じ気持ちでいられるか
ぜひ想像してみてください。


来年も、家づくりの本質を伝えていきます

家は、人生の舞台装置です。
主役ではないけれど、なくてはならない存在。

かおり木工房は、
派手さよりも、
長く安心して暮らせる住まいを、これからも真剣につくり続けます。

今年一年、本当にありがとうございました。
また来年も、よろしくお願いいたします。

それでは、良いお年をお迎え下さい。


かおり木工房からのお知らせ

賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587-4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市

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