
全館空調の違いと注意点|後悔しないための選び方
こんばんは、かおり木工房そうのです。
まだヒノキ花粉が飛んでいてくしゃみ、鼻水が出ています。
外に出ると見えないながらも体にはついてしまので、
家に入れない工夫が必要ですね。
「年中快適な家にしたい」
「せっかく高性能な家を建てるなら、空調にもこだわりたい」
そんな方にとって、気になるのが全館空調の選択肢です。
しかし、調べてみると「マッハシステム」「ユカコシステム」
「松尾式」「エアシーズン」「パナソニックのエアロハス」
など様々。
しかもぞれぞれ仕組みや価格、対応できる住宅がバラバラで、
選ぶのが難しい。
そこで今回は、それぞれのシステムの特徴とリスクを
比較し、後悔しない選び方のヒントをお届けします。
まずは知っておくべき全館空調5つの代表方式
マッハシステムは一台のエアコンでダクトで全室に送風。
初期費用、施工ハードルが高い。権利性なのでエリアによっては
採用会社が決まっている。
ユカコシステムは、熱交換された空気を床下送風。
エアコン一台でダクトで全室に送風。
床下の結露リスクがある。
松尾式全館空調はサベストを使い空気清浄でエアコンの汚れを防ぐ。
小屋裏にエアコン、を設置しくダクトやファンを使って送風。
コストが低い。家の性能や設計力に左右される。
エアシーズンはセンサー連動型全館空調。ダクトで送風。
ハウスメーカー独自品のため一貫体制。コスト高い。
エアロハスは、全館空調+HEPA換気。空気の質にも注目。
ダクトで送風。コスト高い。
床下空調に潜む結露という大きな落とし穴
床下に空気を送り込むユカコシステムや一部の全館空調では
「床下空調」が使われます。
しかし、この手法には大きなリスクが潜んでいます。
結露が起きる条件とは?
・夏場や梅雨時期に冷房運転をすると、床下の温度が急低下
・基礎断熱をしていても。外気との温度差で露点に達し結露
・湿気がこもりやすくなり、カビ・木材腐朽・シロアリの原因に
冷房を多く使う地域や、湿度の高い日本では、
床下を空調経路に使うだけで高い結露リスクを抱えることになるのです。
なぜ松尾式全館空調が最も合理的なのか?
松尾式は、「空調設備に頼らず、建物性能で快適性を確保する」
という思想に基づいて設計されたシステムです。
本質的な特徴
・小屋裏、脱衣所などに小型エアコンを配置
・最小限のダクトと送風ファンで空気の流れを作る
・天井側を中心に循環するので、床下結露の心配が少ない
・高気密、高断熱の住宅性能を前提とし、機械に依存しすぎない設計
メリットを整理すると:
結露対策:床下を使わず、結露の原因を構造的に排除
コスト:100万円〜150万円
自由度:間取りに縛られにくく、リフォーム対応も可能
メンテナンス:汎用機器で対応、故障時も安心
運用のしやすさ:冷暖房の分離で、季節ごとの調整が柔軟
「設備を買う」のではなく「暮らしを設計する」
全館空調は、ただ高価なシステムを導入すればいいわけではありません。
重要なのは、その空調方式があなたの家の構造や性能に合っているか?
湿気・結露・メンテナンス・ランニングコストをトータルで考えているか?
という視点です。
松尾式全館空調は、設備頼みではなく
「住まいの設計力」と「性能」で
快適を実現する方法。
建築的にも理にかなっており、特別な機械に依存しないからこそ、
将来の安心感も違います。
かおり木工房では、松尾式をベースとした空調計画を、
静岡の気候や湿気に合わせて最適化したご提案が可能です。
プラン相談から、性能設計、施工、運用アドバイスまで一貫対応。
「床下空調、ちょっと怖いかも」と感じた方も、
ぜひ一度ご相談ください。
それでは、また。
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