【断熱材選びで後悔しないために】寒い日こそ考えたい“材料だけで決める家づくり”の落とし穴
こんばんは、かおり木工房のそうのです。
昨日は少し暖かかったのに、今日は一転して肌寒い一日ですね。
静岡は温暖と言われますが、2月のこの寒暖差は体にこたえます。
こういう日に現場に立つと、いつも思うことがあります。
「断熱材は何を使っていますか?」という質問、本当にそれだけで大丈夫ですか?
今日は、家づくりで悩みトップ10に必ず入る
“断熱材選び”の本質について書きます。
断熱材の種類は山ほどある
家づくりを検討し始めると、
- グラスウールがいい
- 発泡ウレタンが最強
- セルロースファイバーは自然素材だから安心
- 羊毛断熱は健康的
- フェノールフォームは高性能
こんな情報があふれています。
確かに、材料ごとに熱伝導率(λ値)は違います。
数字だけを見ると、「こっちの方が性能が高い」と判断したくなります。
でも、
断熱材は“材料単体”では性能を発揮しません。
ここを理解していないと、後悔します。
断熱材は「料理の材料」と同じ
少し例え話をします。
最高級の牛肉があっても、
焼き方が悪ければ台無しになりますよね。
断熱材も同じです。
- 厚みは十分か
- 施工は正確か
- 気密は取れているか
- 防湿層は適切か
- 壁体内結露の計算はされているか
これらが揃って、初めて“本当の断熱性能”になります。
材料だけで選ぶのは、
レシピを見ずに食材だけで料理を決めるようなものです。
「断熱等級6なのに寒い」家が生まれる理由
最近ご相談で多いのが、
断熱等級6と聞いて建てたのに寒い
という声です。
なぜ起きるのか?
理由はシンプルです。
- 日射取得を考えていない
- 気密(C値)が悪い
- 換気計画がズレている
- 施工精度が低い
例えば、どんなに高性能な断熱材を入れても、
C値が1.5や2.0では隙間風が入ります。
高断熱 × 低気密 = 期待外れの家
ここを見ないで「断熱材は何ですか?」だけを気にすると、
本質を見失います。
静岡という土地で考えるべきこと
私たちは静岡市で家づくりをしています。
静岡は、
- 冬はそこまで極寒ではない
- でも湿度が高い
- 夏は日射が強い
- 夜も蒸し暑い
この地域特性を無視して
「北海道仕様の断熱材が最強」と言っても意味がありません。
重要なのは、
- 冬の日射をどう取り込むか
- 夏の日射をどう遮るか
- 湿気をどうコントロールするか
断熱材は“その一部”です。
本当に見るべき3つの視点
断熱材選びで後悔しないために、
必ず見てほしいポイントがあります。
① 断熱材の厚み
同じ材料でも、厚みが違えば性能は大きく変わります。
λ値だけでは判断できません。
② 気密性能(C値)
断熱材よりも、体感温度に直結するのは隙間です。
気密測定を全棟実施しているかは必須条件です。
③ 設計力(パッシブ設計)
- 南面の窓は適切か
- 庇はあるか
- 隣家の影は考慮しているか
材料よりも“設計”が快適性を左右します。
断熱材で悩む前に考えること
断熱材を選ぶことは大切です。
しかし、
「何を使うか」よりも
「どう使うか」
これが最重要です。
私たちかおり木工房では、
- 断熱等級6〜7相当
- 高気密(C値0.3以下)
- 一種換気+全館空調(松尾式)
- 太陽に素直な設計
この“全体設計”で考えます。
材料はその中の一部です。
今日の寒さが教えてくれること
今日のような肌寒い日。
エアコンを入れた瞬間に、
家の性能の差が出ます。
- すぐ暖まる家
- いつまでも足元が冷たい家
この違いは、
断熱材の種類だけではありません。
設計、気密、施工精度、換気。
すべてが整って、
初めて「冬暖かい家」になります。
まとめ:断熱材だけで決めないでください
家づくりは、情報が多すぎます。
だからこそ、シンプルに考えてください。
材料名ではなく、仕組みを見る。
それが後悔しない家づくりです。
寒い日こそ、
本当に暖かい家とは何かを考えてみてください。
私たちは、数字と理論と実測で、
それを説明します。
賢い夫婦がやっぱり選んだ
注文住宅専門工務店「かおり木工房」
静岡市で
高気密・高断熱・一種換気+全館空調(松尾式)
寒暖差に振り回されない家づくりを行っています。
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587-4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
YouTube・Instagram・LINE・TikTokでも
日々の気候から読み解く「後悔しない家づくり」を発信しています。

















































