なぜ子どもが巣立った家は寒く感じるのか?住まいの温度差の理由
こんばんは、かおり木工房のそうのです。
今日は次男の中学校の卒業式でした。
ついこの前までランドセルを背負っていたと思っていたのに、
もう中学校を卒業です。
時間が経つのは本当に早いものですね。
卒業式では体育館に並んだ子どもたちを見ながら、
小さかった頃のことをいろいろ思い出しました。
部活の送り迎えをしたこと。
テスト前に夜遅くまで勉強していたこと。
友達と遊びに出かける姿。
家の中には
子どもが成長してきた時間がたくさん詰まっています。
家というのは単なる建物ではなく、
家族の時間が積み重なる場所だと改めて感じました。
そして同時に思うのが、
子どもが成長すると
家の使い方が大きく変わる
ということです。
子ども部屋の使い方も変わり、
家族が集まる時間も少しずつ変わります。
そうすると、
今まで気づかなかった
家の本当の性能
が見えてくることがあります。
その代表的なものが
家の温度差です。
なぜ家の温度差が生まれるのか
多くの住宅では
リビングは暖かいけれど
廊下やトイレは寒い
という状態になっています。
これは決して珍しいことではありません。
むしろ
日本の住宅では
普通の状態とも言えます。
しかしこの原因は
暖房の能力ではなく
住宅の性能
にあります。
住宅の温度環境を決める要素は
大きく4つあります。
・断熱
・気密
・換気
・日射
この4つがバランスよく設計されていないと
家の中に温度差が生まれます。
例えば断熱性能が低い家では
外の温度の影響を受けやすくなります。
さらに気密が低い家では
隙間から外気が入り込みます。
この2つが重なると
暖房している部屋以外はすぐに冷えてしまいます。
人がいるだけで家は暖かくなる
実は住宅の温度には
人の存在
も大きく関係しています。
人間は一人あたり
約100Wほどの熱を出しています。
これは小さな電気ヒーターと
ほぼ同じ熱量です。
つまり
4人家族が同じ部屋にいると
それだけで
約400Wの暖房があるのと同じです。
料理をすればさらに熱が出ます。
テレビや照明、家電からも
熱は発生しています。
だから家族が多いと
家は自然と暖かくなります。
しかし子どもが成長し
部屋を使わなくなったり
家を出たりすると
この熱が減ります。
すると
今まで感じなかった寒さを
急に感じるようになります。
これは
住宅の本来の性能が見える瞬間
とも言えます。
放置すると起きる危険
家の温度差を放置すると
快適性だけではなく
健康にも影響します。
特に問題になるのが
ヒートショックです。
暖かいリビングから
寒い脱衣所や浴室に移動すると
血圧が急激に変化します。
このヒートショックは
年間で
交通事故より多いとも言われています。
つまり
家の温度差は
単なる不快感ではなく
命に関わる問題
でもあります。
プロとして伝えたい本当の対策
家の温度差を解決する方法として
暖房を強くする
床暖房を入れる
などがよく言われます。
しかしこれは
対症療法です。
本当の解決は
住宅の性能を上げることです。
特に重要なのが
断熱性能と気密性能です。
断熱性能が高い家では
外の温度の影響を受けにくくなります。
さらに気密性能が高い家では
隙間風が入りません。
この2つが揃うと
家全体の温度差が
小さくなります。
例えば
高性能住宅では
リビングが20℃なら
廊下も18℃前後
という状態になります。
これが
本来あるべき住宅の温度環境です。
かおり木工房の家づくり
かおり木工房では
高気密住宅
C値測定
断熱等級
松尾式の考え方
をベースに
家全体の温度環境を設計しています。
暖房を強くするのではなく
家そのものを暖かくする
という考え方です。
住宅は
材料だけでは快適になりません。
温度
湿度
空気の流れ
これらを設計することで
初めて快適な住環境が生まれます。
まとめ
今日は次男の中学校の卒業式でした。
子どもが成長するのは
本当にあっという間です。
家という場所は
その時間をずっと見守ってくれる場所です。
そして家族の暮らし方が変わると
家の本当の性能が見えてきます。
寒い家は
仕方がないものではありません。
設計によって
快適な家はつくることができます。
家づくりは
材料より
設計です。
賢い夫婦がやっぱり選んだ
注文住宅専門工務店「かおり木工房」
静岡市で
高気密・高断熱・一種換気+全館空調(松尾式)
寒暖差に振り回されない家づくりを行っています。
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587-4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
静岡 家づくり
静岡 工務店
静岡 断熱
YouTube・Instagram・LINE・TikTokでも
日々の気候から読み解く「後悔しない家づくり」を発信しています。

















































