
デザインと断熱性能のバランスをどうとるか調べる方法とは
“おしゃれな家”と“高性能な家”は両立できるのか?
機能と美しさ、どちらも譲れないあなたへ
断熱リノベーションを検討している方の中には、「せっかくならデザインにもこだわりたい」という方が多くいらっしゃいます。しかし、性能と見た目のバランスは一筋縄ではいかない課題でもあります。
本記事では、「快適性と美しさを両立させる家づくり」を実現するための考え方、設計・施工の工夫、実例を通してそのポイントをわかりやすく解説します。
なぜ断熱性能とデザインがぶつかるのか?
断熱性を高めるためには「壁を厚くする」「窓を減らす」「複層ガラスや樹脂サッシを使う」といった構造的な制約が発生します。
一方で、デザイン性を追求すると「大開口の窓を使いたい」「開放感ある吹き抜けが欲しい」など、断熱には不利な要素も。
つまり、両立には高度な設計バランスが求められるのです。
両立のための設計ポイント
1. 窓の配置と断熱性の工夫
- 南側には日射取得型の高断熱窓を配置
- 北側・西側は必要最小限+断熱強化
- トリプルガラス+アルゴンガス入りサッシなどで性能確保
→ 開放感を保ちつつ熱損失を抑える設計がカギです。
2. 見た目にこだわる断熱材の選定
- 内装の仕上げに響かない素材(例:吹付ウレタンや真空断熱材)を採用
- 無垢材・漆喰・珪藻土など自然素材との調和も重視
→ 素材感や空気感を大切にした設計が可能です。
3. 吹き抜けや勾配天井を活かす断熱
- 天井断熱+壁断熱のハイブリッド構成
- 空気の流れをコントロールするシーリングファン併用
- 全館空調との相性も視野に入れる
→ 高さ・奥行きのある空間でも温熱環境を快適にできます。
実例紹介:断熱×デザインの両立事例
事例1:大きな窓と木の質感を活かした家(静岡市)
- 南面に大開口+断熱性能の高いLow-Eトリプルガラス採用
- 壁・床の断熱を強化し、冷暖房効率を確保
- 吹抜けリビングでも温度ムラがなく快適
「明るさ・広さ・あたたかさのバランスが絶妙」と施主の声
設計者選びが最重要
断熱とデザインのバランスをとるには、単に“断熱だけに強い施工店”では不十分です。
大切なのは、“性能もデザインも理解できる建築士・工務店”と出会うことです。
選ぶ際には:
- 実績に両立事例があるか?
- 設計士と直接打ち合わせできるか?
- 自然素材との組み合わせ提案ができるか?
を見極めてください。
まとめ
高断熱住宅=無骨な家、という時代は終わりました。
“快適性”と“美しさ”は、工夫次第で両立可能です。
あなたの理想の家づくりには、両方に強いパートナー選びが不可欠。
かおり木工房では、性能×デザインのベストバランスをご提案します。
次回予告
次は「自然素材を使った断熱リノベがあるか調べる」について詳しく掘り下げます。
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