
トイレの詰まりや漏水を防ぐためのリフォーム対策
〜日々の安心を支える水まわりメンテナンス〜
トイレは毎日使う大切な設備ですが、詰まりや漏水といったトラブルは突然やってきます。放置してしまうと床材の腐食や悪臭、階下への水漏れ被害など深刻な問題に発展する可能性があります。この記事では、トイレのトラブルを未然に防ぐためのリフォーム対策と、起きてしまったときの対応方法をご紹介します。
トイレの詰まりの主な原因とは?
- トイレットペーパーの使いすぎ
一度に大量に流すと、排水管が詰まりやすくなります。 - 異物の流入
おしりふき、ペット用シート、子供のおもちゃなどが原因に。 - 排水管の老朽化や勾配不良
長年使用した配管にスケールや汚れが蓄積し、流れが悪化します。
漏水トラブルの原因とリスク
- タンク内部の部品劣化
ゴムフロートやボールタップの劣化で常時少量の水が漏れることも。 - 給排水管のひび割れ・接合部の緩み
築年数の経過とともに起こるトラブル。床下の腐食にもつながる。 - ウォシュレットのホース劣化・破損
気づかないうちに漏れて床材を傷めているケースもあります。
トイレトラブルを防ぐためのリフォーム対策
1. 築10年以上なら設備一新を検討
古い便器・配管は、耐用年数を超えて不具合が出やすくなります。便器本体だけでなく、給排水の配管チェックも重要です。
- 節水型トイレに交換
古いトイレに比べて水道代を年間1〜2万円削減可能 - 床や壁の防水施工
万が一の漏水被害を最小限にする予防対策
2. 配管点検・交換
- 配管内部のスケール除去・高圧洗浄
- 古くなったパッキンや継手部品の交換
- 勾配不良がある場合は配管工事の見直し
3. 床材の見直し
トイレには水に強いクッションフロアや防水フローリングを採用。腐食やカビの発生を抑える効果があります。
応急処置のポイント(詰まり・漏水)
- 詰まりの場合
ラバーカップ(スッポン)を使って対応し、それでも改善しなければ専門業者に依頼 - 漏水の場合
止水栓を閉めてから業者に連絡。床が濡れていたら、タオルで拭き取り乾燥させる
トイレリフォームの費用相場
内容 | 費用目安(税抜) |
---|---|
トイレ本体交換(標準タイプ) | 10〜20万円 |
高機能トイレ交換 | 20〜40万円 |
配管交換・勾配調整 | 5〜15万円 |
床・壁の張り替え(防水仕様) | 5〜10万円 |
まとめ
- トイレは日々使う設備だからこそ、突然のトラブルが大きなストレスに
- 詰まり・漏水は配管や設備の老朽化に起因することが多い
- 築10年以上ならトイレ本体だけでなく、配管や防水も含めた総合的な点検とリフォームが安心
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次回予告
次回は「浴室の段差をなくして安全に使えるようにする方法」をテーマに、
高齢者やお子様にも安心なバリアフリー仕様の浴室リフォームについてご紹介します。
毎日使う空間だからこそ、快適さと安全性を両立したリフォームのヒントをお届けします。