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住みながら工事をする方法とは

断熱リノベーション中も安心して暮らすコツと工夫

リノベーション中も家族の暮らしは続く

断熱リノベーションを行う際、「仮住まいを用意しなければならないのか」「工事中の生活はどうなるのか」と不安を持つ方は多いでしょう。しかし、部分的な改修や工事スケジュールを工夫することで、住みながら工事を進められるケースも少なくありません。

本記事では、断熱リノベーションを“生活を続けながら”行う際の方法・注意点・段取りをオリジナル視点でご紹介します。


住みながら工事するメリット・課題

メリット

  • 仮住まいの手配・引っ越し費用が不要
  • 工事後の住み心地をその場で比較・体感できる
  • 工事中の細かい調整や確認がしやすい

課題・リスク

  • 騒音・ほこり・振動といった日常生活への影響
  • 工事と生活の空間分割が必要
  • 工期計画の複雑化
  • 安全面の確保(子どもや高齢者のいる家庭などでは特に配慮が必要)

こうしたメリットと課題を理解したうえで、住みながらの工事を進めるための具体的な対策を講じることが肝心です。


方法と段取り:居住を維持しつつ改修を進めるステップ

ステップ 1:範囲を限定する

すべての部屋を一度に改修するのではなく、段階的にエリアを分け、生活空間を“工事ゾーン”と“生活ゾーン”に分けて進行します。例えば、寝室や水回りは後半に手を付け、先にリビングや廊下を優先改修する方法が考えられます。

ステップ 2:仮設設備・仮設動線を確保する

工事中でも最低限の生活機能を維持できるよう、

  • 仮設照明・電源・電線配備
  • 仮設水・給排水ライン設計
  • 仮設壁・養生シートを設けて生活空間を分ける
  • 工事動線と生活動線を分離する設計

などを事前に準備します。

ステップ 3:工事スケジュールと時間帯調整

騒音や振動が発生しやすい工程(解体・重機作業など)は、日中の時間帯にまとめて実施し、夜間は音の出ない仕上げ・補修工程を行うなど配慮します。雨天や気温変動なども見越して、予備日を設けると安心です。

ステップ 4:安全管理と生活配慮

  • 出入り口・廊下に安全な足場設置
  • 子どもや高齢者の動線は先に確保
  • 遮音・防塵対策(シート・空気清浄機など)を併用
  • 工事中は毎日の清掃・換気を徹底し、居住空間を清潔に保つ

注意点とポイント

コミュニケーションを密に

工事の進捗・予定変更・日程調整など、施工会社との連携が非常に大切です。疑問や要望はその都度確認する姿勢が、生活と工事の両立を支えます。

資材・搬入計画の事前調整

大きな資材・機器の搬入動線を確保し、生活空間を妨げない時間帯に搬入するようスケジュールを組むことが重要です。

騒音・振動工程のタイミング分散

重機使用・解体作業など騒音を伴う工程は集中させず、間をあけて分散することで体への負荷を軽減できます。

工程の可逆性・臨時調整余地

万が一の天候不良や仕様変更に対応できるよう、可逆性を持たせた工程設計をしておくと安心です。


次回予告

仕様ごとの価格対性能バランスを検討する理由とはを具体的に紹介します。


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