
外壁材 比較──見た目・耐久性・メンテナンス性から選ぶ最適な素材
外壁材は「家の顔」かつ「家を守る鎧」
外壁材は住宅の印象を決めるデザイン要素であり、同時に雨・風・紫外線・塩害から家を守る重要な役割を担います。
特に静岡のように海沿いや山間など環境が多様な地域では、気候条件に適した外壁材選びが長寿命化のカギとなります。
主な外壁材と特徴
① 窯業系サイディング
- 特徴:セメント質と繊維質を混合して成型
- メリット:デザイン・色柄が豊富/価格が比較的安い/施工がしやすい
- デメリット:10〜15年ごとに塗装メンテナンスが必要/シーリング劣化に注意
② 金属サイディング(ガルバリウム鋼板など)
- 特徴:金属板に塗装や防錆処理を施した外壁材
- メリット:軽量で耐震性に有利/耐久性が高く錆びにくい/シャープなデザイン
- デメリット:キズや凹みに注意/防音性は素材や下地で補う必要あり
③ モルタル
- 特徴:砂とセメントを混ぜた材料を左官職人が塗る工法
- メリット:継ぎ目がなく自由なデザインが可能/重厚感と高級感
- デメリット:ひび割れリスクがあり、定期的な塗装メンテナンスが必要
④ タイル
- 特徴:陶磁器製の外壁材を接着して施工
- メリット:耐久性が非常に高い/色あせしにくい/高級感がある
- デメリット:初期コストが高め/下地や目地の施工精度が重要
⑤ 木材(板張り)
- 特徴:天然木や加工木材を外壁に使用
- メリット:自然素材ならではの温もりとデザイン性
- デメリット:防腐処理や塗装など定期的メンテナンスが必要
静岡で外壁材を選ぶ際のポイント
- 塩害対策
海沿いではガルバリウム鋼板など耐塩害仕様を選択。 - 耐風性
台風の強風にも耐えられる固定方法・下地施工を確認。 - 日射・紫外線対策
南面の色あせ対策として高耐候塗装やタイルを検討。 - メンテナンス計画
将来の塗り替え周期や費用も含めて検討する。
まとめ:外壁材選びは「環境×デザイン×メンテ」で決める
✅ デザイン性だけでなく耐久性・メンテナンス性を重視
✅ 静岡の気候(塩害・紫外線・風)に適した素材を選ぶ
✅ 将来の維持費まで含めてトータルコストで比較
静岡で外壁を選ぶなら、性能とデザインの両方を理解して提案できる工務店と一緒に検討することが、長く美しく家を守る秘訣です。
次回は【屋根材 選び方】について、主な屋根材の種類と特徴、静岡の気候に合わせた選び方を解説します。
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賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市