
設計士が提案する“暮らしやすい間取り”のヒント
「せっかく家を建てたのに、住んでみたら不便だった…」
そんな後悔の声をよく耳にします。
その原因の多くは、間取りの設計段階で“暮らしの動き”を考えられていなかったこと。
図面上ではきれいに見える配置でも、実際の生活をしてみると「使いづらい」と感じることは少なくありません。
だからこそ、設計士の役割はとても重要です。
単なる図面を描くのではなく、「暮らしやすさ」を追求した間取りを提案するのが設計士の仕事。
今回は、そんなプロの視点から、家づくりで後悔しないための間取りの考え方をご紹介します。
生活動線から考える「暮らしを設計する」視点
間取りを考えるとき、多くの人がまず「部屋数」や「広さ」を重視しがちです。
もちろんそれも大切ですが、本当に暮らしやすい家は“動線”で決まると言っても過言ではありません。
たとえば…
- 朝の支度で洗面所やキッチンが混み合う
- 洗濯して干す場所まで遠くて不便
- 帰宅後に荷物の置き場がなく玄関が散らかる
こうした日常の“ちょっとした不便”が積み重なると、毎日のストレスになります。
設計士は、こうした動線や生活の流れを細かくヒアリングし、
生活スタイルに合った間取りを提案してくれます。
よくある“間取りの後悔ポイント”とは?
家づくり経験者が語る「こうしておけばよかった」の代表例がこちらです。
- 収納不足:見た目はスッキリしていても、日用品の収納が足りず物があふれる
- 通風・採光の失敗:窓の位置が悪くて風通しが悪い、日当たりが悪い部屋ができた
- リビングが通路になる:落ち着く空間にしたいのに、家族の動線がリビングを横切って落ち着かない
- 子ども部屋の位置が微妙:将来的な成長を考えていなかったため、使い勝手が悪い部屋になってしまった
このような後悔は、「生活してみて初めて気づくこと」が多く、事前に想像できないこともあります。
だからこそ、プロの設計士との打ち合わせが重要なのです。
設計士との対話が“理想の家”を引き出す
設計士は、家族の希望やこだわりを引き出す「聞き役」でもあります。
- 「子どもが小さいうちはリビングで遊ばせたい」
- 「夫婦それぞれの趣味スペースが欲しい」
- 「帰宅後すぐに手を洗える洗面の配置にしたい」
- 「老後を見据えてバリアフリーを考えたい」
こうした要望をうまく間取りに反映するのが、設計士の腕の見せどころ。
また、要望が多くなりすぎた場合でも、優先順位を整理し、バランスのとれたプランにまとめてくれます。
暮らしやすい間取りは“将来の安心”にもつながる
間取りは今だけでなく、将来のライフスタイルの変化にも備えておくことが大切です。
- 子どもの成長による部屋の使い方の変化
- 両親との同居の可能性
- 在宅ワークが必要になるかもしれない未来
設計士と一緒に考えることで、こうした変化にも対応できる柔軟な設計が可能になります。
結果的に「ずっと住み続けられる家」に近づくのです。
間取りを「デザイン」するのではなく「暮らし」を整える
おしゃれなデザインも素敵ですが、暮らしやすさを無視してしまうと後悔のもとになります。
設計士と一緒に、家族の“毎日”を見つめ直すことが、最高の間取りをつくる第一歩です。
かおり木工房では、注文住宅専門の設計士が、
お客様の暮らしに寄り添い、無理のない設計と提案をおこなっています。
- 実際の暮らしに合った動線設計
- 家族構成の変化に対応する間取り
- 毎日をラクにする収納や家事動線の工夫
「どこから考えればいいか分からない…」という方も、
まずはお気軽にご相談ください。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門公務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
連絡先:054-261-2807(午前10時~午後5時)
社長直通:090-6587−4713(HP見たと言ってくださいね!)
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