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部屋の模様替えもしやすい快適空間づくりとは?

断熱設計の工夫を解説

「季節ごとに部屋の模様替えを楽しみたい」「子どもの成長に合わせて家具の配置を変えたい」そんな理想を叶える家づくりに欠かせないのが、断熱とレイアウト自由度の両立です。

この記事では、模様替えのしやすさと快適性を両立する住まいのための断熱設計の工夫について、静岡の地域密着型工務店「かおり木工房」の設計視点からお届けします。


1. なぜ模様替えしにくい家が多いのか?

一般的な住宅では、以下のような理由から模様替えの自由度が低くなりがちです。

  • 部屋ごとに温度差がある(断熱・気密性が不十分)
  • 窓の近くが寒い/暑い(窓の断熱不足)
  • 空調の効きが偏る(間取りと空調設計が非効率)
  • 配線・家具の配置が制約を受ける(計画性不足)

結果として「ここにベッドを置きたいけど冷気がくる」「机の近くにコンセントがない」など、快適性とレイアウト性を両立できない状況が発生します。


2. 模様替え自由度を高める断熱設計のポイント

家全体の断熱性能を底上げ

断熱性能の高い住宅は、家中どこにいても温度差が少なくなるため、家具をどこに置いても快適。かおり木工房では、断熱等級7にも対応する外皮設計で、どの部屋も一定の温熱環境を保てるように設計しています。

高断熱サッシと内窓で窓際も快適に

窓の近くにベッドやソファを配置できるように、高性能サッシと内窓(二重窓)を標準仕様で採用。夏の直射や冬の冷気も遮り、レイアウトの自由度を高めます。

全館空調で家具配置の制限ゼロに

エアコン1台による全館空調を採用することで、空調機器の位置に左右されない室内設計が可能に。家具をエアコン前に置いても風の流れが阻害されず、模様替えもスムーズです。

隠蔽配線・計画照明ですっきり空間

配線が露出していたり、コンセントの位置が悪いと家具配置は限定されてしまいます。設計段階から模様替えを想定した配線設計を行い、将来の変化にも対応できる住まいを実現します。


3. ライフステージに応じて変化できる家

子どもの成長と共に

乳幼児期はおむつ替えスペース、小学生期は学習机、思春期には個室へと、子どもの成長に応じて空間の使い方は変わります。断熱性が高く、どこにいても快適な空間であれば、その時々の必要に応じた家具配置が可能です。

テレワーク・趣味スペースへの対応

将来的に書斎が必要になったり、趣味の空間が欲しくなることも。模様替えしやすい家は、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる資産価値の高い住まいです。


4. 静岡の気候に最適な設計アプローチ

静岡は冬は冷え込みが穏やかでも、夏は湿度と暑さに悩まされます。そのため「夏の快適性をどう保つか」が模様替えしやすい家の鍵でもあります。

  • 南面は庇で直射を遮るパッシブ設計
  • 通風を妨げない配置と断熱材の選定
  • 窓の位置を工夫しつつ家具との干渉を避けるレイアウト提案

こうした設計段階からの工夫が、結果として「自由に暮らせる快適空間」につながっていくのです。


5. まとめ:模様替えしやすい家は“変化を受け入れる家”

どんなに素敵な間取りでも、10年後、20年後には家族のライフスタイルも変わります。

その変化に応えられる住まいこそ、本当に価値ある家です。

かおり木工房では、性能と暮らしやすさの両立を追求し、模様替えや家具の配置変更にも強い、高性能で柔軟な住まいづくりをお手伝いしています。


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かおり木工房(有限会社DAMソウショウ建築)
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市


次回予告:

「快適性を左右する天井断熱と通気設計」

天井から逃げる熱を防ぎ、湿気をコントロールするための断熱・通気設計とは?次回もお楽しみに。