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高性能住宅なのに寒い理由、断熱等級では測れない「本当の暖かさ」とは

こんばんは、かおり木工房のそうのです。

年が明けて10日。正月気分も抜けて、仕事や学校が本格的に動き出した頃ですね。
この時期になると、毎年決まって増えてくる相談があります。

「朝、布団から出るのが本当に辛い」
「エアコンはついているのに、なんだか寒い」
「高性能住宅って聞いていたのに、思ったほど暖かくない」

今日はそんな声に真正面から向き合い、
“高性能住宅なのに寒い家が生まれてしまう理由”を、

少し深いところまで掘り下げてお話しします。

これは、家づくりで悩みトップ10に必ず入るテーマです。
そして実は、建てる前にしか解決できない問題でもあります。


断熱等級が高ければ、暖かい家になると思っていませんか?

最近は「断熱等級6」「断熱等級7」という言葉も、かなり一般的になってきました。
性能を重視して家づくりを考える方が増えていることは、とても良い流れだと思います。

ただし、ここで一つ大きな落とし穴があります。

断熱等級が高い=必ず暖かい家
これは、残念ながらイコールではありません。

同じ断熱等級6の家でも、
・朝から家全体がほんのり暖かい家
・リビングは快適なのに、廊下や洗面所に出た瞬間ゾッとする家

この差は、カタログや性能表だけでは見えてきません。


人が「寒い」と感じる正体は、実は温度ではない

多くの人が「室温何度か」を気にします。
もちろん室温は大切です。
でも、体感の寒さを決めているのは、それだけではありません。

人が寒さを感じる主な要因は、
・空気の温度
・床、壁、天井の表面温度
・部屋ごとの温度差

この3つです。

例えば、
室温が20℃あっても、床の表面温度が16℃しかなければ、
足元から体の熱はどんどん奪われます。

逆に、
室温が19℃でも、床・壁・天井の表面温度が18℃前後で揃っていれば、
人は「寒い」と感じにくい。

これが、
「エアコンは効いているのに寒い家」と
「そこまで暖房していないのに暖かい家」
の決定的な違いです。


高性能住宅なのに寒くなる4つの原因

では、なぜ性能が高いはずの家でも寒さを感じてしまうのか。
理由は主に4つあります。

① 気密性能が足りていない

断熱材は「熱を伝えにくくする」役割しかありません。
隙間を防ぐのは、気密です。

どれだけ断熱しても、隙間があれば暖かい空気は外へ逃げ、
冷たい空気が入り込みます。

C値1.0の家と、C値0.3以下の家。
数字にすると小さな差に見えますが、体感はまったく別物です。

② 換気が“計画”されていない

「24時間換気が付いているから安心」
この考え方も危険です。

換気は
・どこから空気が入り
・どこを通って
・どこから出ていくか

ここまで設計されて、初めて意味を持ちます。
考えられていない換気は、冬場には冷気を引き込む装置になります。

③ 暖房方式と家の性能が合っていない

床下エアコン、全館空調、小屋裏エアコン。
どれも良い仕組みですが、万能ではありません。

間取り・断熱・気密と合っていなければ、
能力を発揮できず、「効いている気がしない家」になります。

④ 太陽の熱を活かせていない

冬の最大の暖房エネルギーは、太陽です。

南に窓があれば良い、という話ではありません。
・何時に日射が入るか
・どこまで光が届くか
・夕方まで熱を溜められるか

ここまで考えなければ、
せっかくの自然エネルギーを捨てているのと同じです。


静岡の家づくりだからこそ、注意すべき寒さの落とし穴

静岡市は、全国的に見ると「温暖な地域」と言われます。
確かに最低気温だけを見れば、雪国ほど厳しくはありません。

しかし実際には、
・湿度が高く、体感温度が下がりやすい
・朝晩と日中の寒暖差が大きい
・風の影響を受けやすい

この条件が重なることで、
数値以上に寒さを感じやすい家になりやすいのが静岡の特徴です。

「静岡だから、そこまで性能はいらない」
この考え方が、一番後悔につながりやすいのです。


かおり木工房が考える「冬に本当に暖かい家」

私たちが目指しているのは、
暖房を強くして耐える家ではありません。

・C値0.3以下の高気密
・高断熱(断熱等級6以上)
・一種換気+松尾式全館空調
・太陽に素直な設計

これらをバラバラではなく、一つの仕組みとして組み立てる
だから、家のどこにいても体感が安定します。

朝起きた瞬間に「寒っ」とならない。
廊下や脱衣室に行っても、体が構えない。
これが、性能が正しく機能している家です。


数字は大切。でも、数字だけを信じると失敗する

UA値、C値、断熱等級。
どれも非常に重要な指標です。

ただし、それは
設計と施工が正しければ
という前提条件付きの話。

家は、敷地条件も暮らし方も一棟一棟違います。
だから必要なのは、
「この数字だから安心」ではなく、
「このご家族、この暮らしなら、この性能が最適」
という説明です。


冬の寒さは、我慢する時代ではありません

昔は「冬は寒いのが当たり前」でした。
でも今は違います。

技術も、考え方も、選択肢もあります。
正しくつくれば、冬の朝が怖くない家は実現できます。

家は、人生で一番長く過ごす場所です。
だからこそ、
寒さを我慢しない家づくりを、当たり前にしてほしいと思っています。


賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店
かおり木工房

住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587-4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市

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