
高気密住宅が得意な工務店選び──静岡の気候に合った施工力を見極める方法
高気密住宅とは?
高気密住宅とは、住宅全体の隙間を極力なくし、外気と室内の空気の出入りを最小限に抑えた家のことです。
その性能は**C値(相当隙間面積)**という数値で表され、数値が小さいほど気密性が高いことを意味します。
静岡で高気密が必要な理由
静岡は温暖なイメージがありますが、
- 夏は高湿度
- 冬は朝晩の冷え込み
- 海沿い・山間部での風の強さ
など、場所ごとに気候差があります。
高気密住宅は、これらの条件下で
- 室内温度を一定に保ちやすくする
- 冷暖房の効率を高め、省エネ化
- 花粉やホコリの侵入を抑える
といった効果を発揮します。
高気密住宅が得意な工務店の特徴
① C値を計測・公開している
- 自社で気密測定を行い、施工後の数値も提示
- 実測値でC値0.3以下を安定して出せる
② 断熱とセットで提案する
- 高気密だけでなく、高断熱・換気計画を組み合わせて提案
- 第一種換気など計画換気の導入経験が豊富
③ 施工精度へのこだわり
- 配管や窓回りの気密処理が丁寧
- 気密シートやテープの施工ルールが標準化されている
工務店選びのチェックポイント
- 気密測定の実施有無
測定せずに「高気密」と謳う会社は要注意。必ず数値を確認。 - 標準仕様と追加費用
高気密仕様が標準なのか、オプションなのかを把握する。 - 施工管理体制
現場ごとに施工精度を保つためのチェック体制があるか。 - 実例見学
完成見学会だけでなく、施工途中(気密施工中)の現場を見せてもらう。
まとめ:静岡での高気密住宅は「数値+施工精度」が決め手
✅ C値を実測し、公開している
✅ 高断熱・換気計画とセットで提案できる
✅ 施工精度を安定して維持できる体制がある
静岡で高気密住宅を建てるなら、性能を数値で証明し、現場品質を徹底できる工務店を選ぶことが、快適性と省エネ性の両立への近道です。
次回は【断熱 工務店 比較】について、断熱性能の見方と、工務店ごとの仕様比較のポイントを解説します。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門公務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市