
ZEHでも暑い理由。ー断熱等級5と全館空調で快適じゃない家ができるワケ
こんばんは、かおり木工房のそうのです。
梅雨が明けてから、静岡もいよいよ本格的な夏が始まってますね。
今日の朝は気温も抑えめですが、蒸し暑さは相変わらずですね。
今年のこの暑さ、少し長引きそうです。
そんな中、最近よく耳にするのがこんな声です。
「うちはZEHだから大丈夫なはずなんですけど、夏が全然涼しくなくて…」
ZEH=断熱等級5。でもそれは2030年の最低ライン
ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)は、太陽光発電と省エネ設計を組み合わせた住宅。
性能面では「断熱等級5(UA値0.6以下)」が最低条件になっています。
ただし、この等級5は、2030年には新築住宅の“最低基準”として義務化されます。
つまり、「ZEHだから快適」という認識は、すでに時代遅れになりつつあるのです。
なぜ、ZEHでも“暑い家”になってしまうのか
ZEHであっても、最新の全館空調が入っていたとしても、
次のような設計や施工上の問題があれば、快適性は失われてしまいます。
- 壁・天井の断熱が不十分
- 気密が取れていない(C値が高い)
- 構造体の熱伝導率が高く断熱材が効きにくい
- 断熱の切れ目(熱橋)が多い
- 日射遮蔽が考慮されていない
このような状態では、冷やしても冷やしても“抜けていく家”になります。
結果、エアコンを回しても電気代がかかるだけで、体は涼しくないのです。
一度建てた家は、もう変えられません
もし、すでにZEH住宅を建ててしまっているなら――
「構造から断熱性能をやり直す」というのは現実的ではありません。
それが家づくりの難しさであり、重さでもあります。
家は、やり直しがきかないからこそ「最初の判断」がすべてなのです。
だからこそ、これから建てる人に“後悔させたくない”
かおり木工房では、
- 断熱等級7(UA値0.26)
- C値0.3以下(すき間ゼロ施工)
- 松尾式全館空調 ver.3
を標準で採用しています。
冷房を「つける」前から涼しい。
断熱材がすみずみまで連続し、日射を遮り、風の通り道まで考え抜いた設計。
「ZEHだから安心」と思っていたのに後悔する人を、
これ以上増やしたくない。
それが、私たちの想いです。
7月25日(木)〜28日(日)完成見学会を開催します
言葉や数字だけでは、本当の快適さは伝わりません。
ぜひご自身の体で、“空調に頼りすぎない家の心地よさ”を体感してください。
📅 日程:7月25日(木)〜28日(日)
📍 会場:静岡市内(詳細はご予約後にご案内)
🔗 ご予約はこちら:
まとめ
- ZEH・断熱等級5は2030年には“最低ライン”になります
- 全館空調も、断熱・気密・構造が整っていなければ“効かない”
- 本当に快適な家は、「設備」ではなく「家そのものの性能」で決まります
- まずは体感で、“空調が効く家・効かない家”の違いを確かめてください
それでは、また。
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