家づくりコラム

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STEP4:土地探し成功の秘訣

◆土地探しのポイント◆

  • 家を建てる前提で土地を見つける。
  • 土地に掘り出し物はない。仮にあっても即決が条件。
  • 自分の目と足で確かめて生活を想像してみる。
  • 土地探しと家づくりは今を大切にするため。

~取得の落とし穴に注意!失敗事例紹介!~

理想の土地の矛盾・・・妥協ではなく選択です

陽当たりが良い南向きの角地、交通/買い物に便のいい場所、子育てのために静かな環境。
それが理想的な土地かもしれません。

しかし、お店が近ければ辺りは騒がしく、駅周辺の便利な地区には高層建築が建つ場合もあるので、陽当たりが心配・・・。

つまり100%の土地はありません。
希望との矛盾を理解した上で、生活スタイルに合わせて探す。
それは妥協ではなく土地の選択です。

「結果的に条件を変えたとしても、それを後悔しているお客様はほとんどいません。
住むのは、土地ではなくて家なのですから。
中には掘り出し物の土地を待ちたいという方もいらっしゃいますが、それは年に一回・・・も出ません。

待つ時間は、その間にできること・・・、
例えばお子様と庭でのキャッチボールをする時間などが失われていくことでもあります。
お子様と過ごす時間はどんどん減っていくのですから。
土地探しの大前提は、お金で買うことのできない「今」を大切にするということでもあるのです。

土地は住宅会社で探せば不安解消!

住みたい土地の価格、そこに建物の価格を合わせた額が、家づくりの総予算です。
予算内で、どれだけ安くて良い家を建てられるか。
そこにビルダーさんが協力してくれます。

例えば「総予算を2500万円台として6割を土地に配分すると理想の家を建てられなくなる場合があります。
少し不便で安い土地を買うか予算をアップするかどちらかを選択する必要が出てきます。」

土地と建物を合わせた総額は不動産会社では算出できません。
また、下段のように、ライフラインの設置、擁壁など、土地を先に購入したために起こる、予想外の失敗例は意外と多いのです。

住宅会社は、その土地に掛かる費用をあらかじめ算出することのできる心強いあなたの味方です。
家を建てる前提で土地を探される場合は、住宅会社への相談をお勧めします。

恐い土地の落とし穴

裏に崖がある土地。新たに擁壁しなければ・・・

擁壁費用 +300万円の出費!!
宅地造成工事規制区域内で、工作物申請が必要な土地だったための思わぬ出費。裏の崖(2.5m)に壁もつくらないといけない。不動産会社はそんなこと言ってなかったのに・・・。

上下水道引き込み費用 

+200万円の出費!!
購入した土地が袋小路で、前面道路に上下水道が来ていない。上下水道が通っている道路から、前面道路まで引き込まなければならなかった。当然、工事費用は全額自己負担・・・。

以前に家が建っていた。
でも、水道管の口径が・・・

水道管交換費用 +20万円の出費!!
古いお家が建っている土地だったので、上下水道の心配はないと思って土地購入。しかし、水道管の口径が13mmだった。現在の基準(20mm)に変更しなければならない・・・。

新興住宅地で土地分譲。盛り土が弱くて・・・

地盤改良費用 +150万円の出費!!
山を削って作られた新興開発分譲地を購入。土地はキレイに整備されているように見えたから安心していたけど、地盤調査をしてみたら軟弱地盤が発覚。思わぬ地盤改良費が・・・。

高台の土地だからひな壇が必要・・・

外構費用 +30万円の出費!!
水平に造成してある傾斜地を購入。土がむき出しの外構というわけにもいかず、前面道路から長めの階段を作らねばならない。思いのほか外構費が掛かってしまった・・・。

植木や石垣を捨てる必要のある土地

不要土や石、木の処分費用 +100万円の出費!!
念願の高台角地を購入。駐車場スペースを作るのに、土や石、木を処分。運搬費用程度だと思っていたけど、今は買うよりも捨てること(廃棄料)にお金が掛かる時代になった。