
床のきしみや沈み込みを直すための補強リフォームとは
安全で快適な住まいを守る方法
毎日の生活で「床がミシミシ鳴る」「歩くと沈むように感じる」などの違和感を覚えたことはありませんか?
これらは床の劣化サインであり、放置すると大きな修繕が必要になる危険があります。
本記事では、床のきしみや沈み込みの原因と、補強リフォームの具体的な方法・費用目安・注意点をわかりやすく解説します。
床がきしむ・沈む原因とは?
1. 床材や下地の劣化
長年の使用でフローリング材や合板が摩耗・劣化し、接合部が緩むことできしみが発生します。
2. 根太や大引きの不具合
床下を支える木材(根太・大引き)が湿気やシロアリで弱ると、沈み込みの原因になります。
3. 施工時の不具合
新築やリフォーム時に固定不足や施工精度の甘さがあると、早期にきしみが発生するケースもあります。
4. 床下の湿気
床下の換気不足や結露により木材が膨張・収縮を繰り返すことで、床が不安定になりやすいです。
放置すると起こるリスク
- 歩行時の不快感が増し、生活の質が低下
- 小さなきしみが大きな沈み込みに発展
- 床下の湿気やシロアリ被害で修繕費用が高額化
- 転倒やケガのリスク増加
補強リフォームの方法
1. フローリングの張り替え
劣化が進んだ床材を新しいものに交換する方法。表面の美観も改善できます。
2. 根太や大引きの補強
床下から補強木材を追加することで強度を回復させます。部分補修が可能なため費用を抑えやすいです。
3. 床下調湿材の導入
湿気による劣化を防ぐため、床下に調湿材や防湿シートを敷設する方法も効果的です。
4. シロアリ対策と同時施工
沈み込みの原因がシロアリの場合、駆除・防蟻処理を行いながら補強を行うのがベストです。
補強リフォームの費用目安
- フローリング張り替え(6畳程度):10万〜20万円
- 根太・大引き補強(部分):5万〜15万円
- 床下防湿施工:10万〜25万円
症状の進行度合いや範囲によって費用は大きく変わります。
床のきしみを予防するために
- 定期的に床下点検を行う
- 湿気対策として床下換気を改善する
- 早めに補修することで大規模工事を防ぐ
まとめ
床のきしみや沈み込みは、住まいの劣化を知らせるサインです。
小さな不具合でも放置すれば被害が拡大し、修繕費が高額になることもあります。
補強リフォームを行えば、安全性の向上・住み心地改善・資産価値維持につながります。
静岡市・焼津市・藤枝市で床リフォームをご検討中の方は、地域密着の かおり木工房 にお気軽にご相談ください。
次回予告
次回は
「和室の老朽化を洋室に変えるときの注意点」 をテーマに、現代のライフスタイルに合わせて和室を快適にリフォームする際の工夫をご紹介します。
資料請求・ご相談はこちら
快適で長持ちする住まいを実現するために、まずは情報収集から始めませんか?
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店 「かおり木工房」
- 住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
- 電話:054-261-2807(10時〜17時)
- 社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
- 施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市