
家の中で風のような音やひんやりを感じる場所がある理由とは?
“すきま風”がつくる冷気の通り道は、断熱と気密で封じ込められる
「誰もいないのに風の音がする」「部屋の一角だけひんやりする」…それ、気のせいではありません
冬の夜、静かなリビングで突然「スーッ」と風のような音がしたり、
壁際や床近くが局所的にひんやりしていたりしませんか?
それは外からの“隙間風”や“対流冷気”が室内に入り込んでいる証拠です。
とくに築年数の経過した木造住宅では、構造上の隙間から冷気が流入し、
「風の通り道」が家の中にできてしまっているケースが少なくありません。
家の中に「風」を感じる3つの原因
● 壁・窓・天井などの“構造的なすきま”
古い住宅では、構造材の隙間や施工精度の低さによってミリ単位のすきまが多数存在します。
これらの隙間から、冬の冷気・夏の熱気が絶えず出入りしているのです。
● 窓サッシやドア周りの気密性の低下
古いアルミサッシや、経年劣化した玄関ドアのパッキンなどからも、
わずかながら空気が漏れ出入りし、“風”のように感じることがあります。
● 空気の“温度差”による自然対流
断熱が不十分な家では、部屋の高い位置と低い位置で温度差が発生しやすくなります。
この差が“空気の流れ”を生み、風のような動きを作り出してしまうのです。
この“風”がもたらす5つの悪影響
- 体感温度が下がり、寒く感じる
- 暖房効率が悪くなり、光熱費が上昇
- 床付近が冷えて足元が冷える・眠れない
- カーテンが揺れる・書類が舞うなど不快感
- ペットや子どもが冷気を直接受けてしまう
このような状態が続くと、家の中にいても“リラックスできない”環境になってしまいます。
「風の通り道」を遮断する断熱&気密リフォーム
◎ 高性能気密テープで“すきま”を封じる
壁の中や窓まわり、天井裏など、目に見えない箇所に生じているすきまには、
専用の高気密シートや気密テープを用いて空気の通り道を根本から遮断します。
◎ 断熱性の高い窓・ドアへの交換
- 樹脂サッシ+Low-E複層ガラスの導入
- 断熱ドアへの入れ替え
これにより、出入りの多い開口部からの冷気・音の侵入も激減します。
◎ 壁・天井・床の断熱施工で“空気のよどみ”をなくす
断熱材をバランスよく配置することで、部屋全体の温度ムラを解消し、空気の流れを安定させます。
これにより、“風が流れるような不快感”を根本から改善できます。
【施工事例】焼津市・T様邸「家の中に風が吹くようで不気味だった」
築45年のT様邸では、「夜になると窓際から風のような音がして不快だった」とのお悩みがありました。
ご家族も「特定の部屋だけ妙に寒い」と感じていたとのこと。
施工内容:
- 窓まわりの気密テープ補修と断熱内窓の設置
- 天井裏と床下に高性能断熱材を追加
- 外壁と屋根裏に防風シートを施工
施工後は、
- 室内で風を感じることがなくなった
- 部屋全体が穏やかな空気になり、暖房効率も向上
- 「落ち着いた空間になった」と大満足の声!
“風が吹かない家”こそ、心地よさの本質
音もなく、気配もなく、ただ暖かく包まれるような空間。
それは、断熱と気密が整った家だからこそ実現できる快適性です。
もし、家の中で「風が吹くような感じがする」「ひんやりゾーンがある」と感じていたら、
それは断熱リフォームの合図かもしれません。
かおり木工房が、目に見えない冷気の通り道を可視化し、根本から解決いたします。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告:
「家族が集まるLDKだけ暖かく、他の部屋は使いたくない理由とは?」
家の中の温度差によって生まれる“居場所の偏り”をなくす工夫をご紹介します。