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高断熱住宅なのに冬が乾燥する本当の理由、設計で9割決まる“快適な家”の正体

こんばんは、かおり木工房のそうのです。

今朝の静岡市は、放射冷却の影響もあって空気がキンと冷えました。

ニュースでも「全国的に乾燥が続き、インフルエンザ注意報」という

話題が出ていますね。
この時期、家づくり相談で必ず出てくるのが、こんな声です。

「冬の家って、どうしてこんなに乾燥するんですか?」
「高断熱住宅にしたら、逆に喉が痛くなるって聞いて不安で…」

今日は、この“冬の乾燥問題”について、家づくりのプロとして、

そして実際に高性能住宅を建て続けている工務店として、

しっかり掘り下げてお話しします。


家づくりで悩みトップ10に入る「冬の乾燥問題」

冬の住まいの悩みランキングを挙げると、必ず上位に入るのが
「寒さ」「結露」「乾燥」です。

特に最近は、

・高断熱・高気密住宅が増えた
・エアコン暖房が主流になった
・第一種換気が普及してきた

こうした背景から、
「昔の家より乾燥を感じやすい」
と感じる方が増えています。

でも、ここで一つ大事な事実があります。

乾燥は“高断熱住宅の欠点”ではありません。
設計と考え方次第で、むしろ快適にコントロールできます。


なぜ冬の家は乾燥するのか?原因はこの3つ

① 外気がそもそも乾燥している

冬の空気は、温度が低い分、含める水分量が少ない。
これが「相対湿度が下がりやすい」最大の理由です。

② 換気で外気を取り入れている

24時間換気は法律で義務化されています。
特に第一種換気は、計画的に外気を取り入れるため、
外が乾いていれば、家の中も乾きます。

これは欠点ではなく、
「空気がきちんと入れ替わっている証拠」です。

③ 暖房で空気を温めている

空気は温まると、相対湿度が下がります。
これはエアコンが悪いわけでも、床下エアコンが悪いわけでもありません。


昔の家は「乾燥しなかった」のか?

よく言われます。

「昔の家は乾燥しなかったのに…」

これは半分正解で、半分間違いです。

昔の家は、

・隙間風だらけ
・外の湿気もそのまま入る
・結露も多く、カビも発生しやすい

つまり
乾燥しなかったのではなく、“湿気が制御できていなかった”だけ。

健康・建物寿命の観点では、決して良い状態ではありませんでした。


乾燥対策で「絶対にやってはいけないこと」

超音波式加湿器に頼ること

これは何度もお伝えしていますが、
超音波式加湿器はおすすめしません。

・水道水中のミネラルや菌をそのまま空気中に拡散
・フィルター管理が甘いと、カビや雑菌を撒き散らす

一時的に湿度計の数字は上がりますが、
健康面ではマイナスになることも多いのが現実です。


かおり木工房が考える「正しい乾燥対策」

① 目標湿度は40〜50%

60%を超えると結露・カビのリスクが一気に高まります。
冬は40〜50%で十分です。

② 気化式加湿を基本に考える

・気化式加湿器
・室内干し
・お風呂の湯気を家に取り込む

これらは自然で安全な加湿方法です。

③ 高気密だからこそ“少量で効く”

C値0.3以下の住宅では、
少しの加湿で家全体に行き渡ります。

これが、
「高気密住宅は乾燥しやすい」のではなく、
「コントロールしやすい」という理由です。


第一種換気+全館空調(松尾式)の考え方

かおり木工房では、
第一種換気+松尾式全館空調を採用しています。

ここで大切なのは、

・空気の「清浄性」
・温度の「均一性」
・湿度を「人が調整できる余白」を残すこと

三種換気のように「風が勝手に流れる」という幻想はありません。
空気は、思い通りには動かない。

だからこそ、
計画換気+シンプルな暖冷房が重要なのです。


太陽に素直な設計が、乾燥も和らげる

冬、南からの日射をしっかり取り込める家は、

・暖房負荷が下がる
・エアコンの稼働が減る
・空気が過度に乾かない

これも、
間取りと窓の設計で決まる話です。

性能だけではなく、
「どう建てるか」が暮らしを左右します。


乾燥=悪ではない。怖いのは“無知”

冬に少し乾燥するのは、
実は健康的な家の証拠でもあります。

怖いのは、

・理由を知らないこと
・数字だけを追いかけること
・その場しのぎの対策をすること

家づくりは、
「不安をゼロにすること」ではありません。
正しく理解して、不安を小さくすることです。


冬の乾燥は「設計でコントロールできる」

・乾燥は高性能住宅の欠点ではない
・換気と暖房の仕組みを理解することが大切
・加湿は“安全で自然な方法”を選ぶ
・設計で暮らしの質は大きく変わる

私たちは、
「暖かい家」だけでなく、
“安心して深呼吸できる家”をつくりたいと思っています。


賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」

住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587-4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市

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