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静岡市とはどんな街かを解説

項目2-2|静岡エリアガイド

この記事は「静岡移住ガイド」全60本シリーズの第12回です。前回は、静岡県とはどんな場所かを解説しました。今回はその続きとして、静岡県の中心的な都市である静岡市がどんな街なのかを、移住と家づくりの視点から整理していきます。

静岡県への移住を考えたとき、最初に候補に入りやすいのが静岡市です。県庁所在地として行政や商業の機能が集まり、日常生活の便利さを確保しやすい一方で、少し足を伸ばすと海や山にも近く、自然との距離感も感じやすい街だからです。東京から地方移住を考える人の中には、「便利さはある程度ほしいけれど、今の暮らしの密度は少し下げたい」と考える方が少なくありません。静岡市は、そうした希望を持つ方にとって、かなり検討しやすい街です。

ただし、静岡市は単純に「便利な地方都市」と言い切れる街でもありません。駅周辺の中心市街地、住宅地としての郊外、海に近いエリア、山側に近いエリアでは、暮らし方の印象がかなり変わります。つまり、静岡市を移住先として考えるときは、「静岡市が良いかどうか」だけではなく、「静岡市のどんな場所が自分たちに合うか」を見ていくことが大切です。

この記事では、東京から静岡市への移住を検討する方に向けて、静岡市の街の特徴、暮らしやすさ、子育てとの相性、55歳以降の住み替え先としての見方、家づくりの考え方まで、住まいと生活の視点から分かりやすく解説します。

静岡市は静岡県の中心都市として生活を組み立てやすい

静岡市の大きな特徴は、静岡県の中心都市として、生活に必要な機能を比較的まとめて考えやすいことです。行政機能、商業施設、医療機関、学校、交通の結節点などがそろっているため、地方移住に不慣れな方でも生活のイメージを持ちやすい街です。

地方移住というと、まず不便さを心配する方がいます。買い物はどうするのか、病院は近いのか、仕事の継続はしやすいのか、生活が急に変わりすぎないか、といった不安です。その点、静岡市は、地方でありながらも都市機能の土台があるため、東京から移る際の心理的な段差をやわらげやすい街と言えます。

これは特に、初めて移住を考える方にとって大きな安心材料になります。東京のような過密な便利さではなくても、生活に必要なものが現実的な距離感にまとまっていることは、日々の暮らしやすさに直結します。移住後すぐに生活を立ち上げやすいという点で、静岡市はかなりバランスのよい候補です。

静岡市は「都会すぎず、田舎すぎない」感覚を持ちやすい

静岡市の魅力を一言で表すなら、「都会すぎず、田舎すぎない」と感じやすいことです。東京のように何でも徒歩圏に集まる密度はありませんが、その分、人の多さや騒がしさ、住宅の圧迫感から少し距離を取ることができます。一方で、地方の中でもかなり不便という印象にはなりにくく、暮らしに必要な基本機能は押さえやすいです。

このちょうどよさは、移住後の満足度に大きく関わります。地方に行きたいけれど不便すぎる生活は避けたい、便利さは大切だけれど東京の密度には少し疲れている。そのような方にとって、静岡市はかなり現実的な選択肢になります。

特に35歳前後で家づくりを考える子育て世帯には、通勤や買い物の安心感を持ちながら、今より広い住まいを考えやすいことが魅力になります。また、55歳以降で住み替えを考える世帯にとっても、老後の通院や日常の買い物を考えやすい環境を選びやすいことが静岡市の強みです。

静岡市は中心市街地と郊外で暮らし方が大きく変わる

静岡市を移住先として考えるうえで重要なのは、同じ市内でも暮らし方がかなり変わることです。静岡駅周辺や中心市街地に近い場所では、交通や買い物の利便性を感じやすく、車への依存度を下げやすい暮らし方が見えやすくなります。一方で、家の広さや土地の条件、静けさを考えると、少し郊外へ視野を広げたほうが合う方もいます。

郊外寄りになると、駐車場や庭、平屋の検討など、住まいのゆとりを持ちやすくなります。子育て世帯なら、家族の生活動線を整えた家や、子どもがのびのび過ごしやすい住環境を考えやすくなります。55歳以降の住み替え世帯なら、夫婦二人にちょうどよい広さ、管理しやすい家、断熱性の高い住まいなどを検討しやすくなります。

ただし、郊外であればあるほど車を前提に考える場面が増える可能性があります。つまり静岡市では、「便利さを優先するのか」「住まいのゆとりを優先するのか」によって、向くエリアが変わります。静岡市を一つの街としてまとめて考えるのではなく、自分たちの生活に合う立地条件を先に整理することが大切です。

静岡市は子育て世帯にも相性のよい街

静岡市は、子育て世帯の移住先としても考えやすい街です。理由は、生活利便性と住まい方の選択肢の両方を持ちやすいからです。東京で子育てをしていると、家の狭さ、通勤の負担、人の多さ、休日の混雑などが、日々の小さなストレスとして積み重なることがあります。

静岡市に移住すると、そのすべてが一気に解決するわけではありませんが、住まいにゆとりを持たせながら、通勤や買い物、通学も一定の範囲で整理しやすくなります。特に、中心部の利便性を残しつつ、少し郊外で家づくりを考えることができれば、家族に合った住まいを形にしやすくなります。

また、休日の過ごし方も、東京とは感覚が変わります。街の機能を使う日もあれば、自然に近い場所へ出かける日もつくりやすく、生活そのものに少し余白を持たせやすくなります。子育てでは、この余白がとても大切です。家の広さだけでなく、家族の時間をどう過ごすかまで含めて考えると、静岡市はかなり検討しやすい街と言えます。

55歳以降の住み替え先としても静岡市は候補になりやすい

静岡市は、55歳以降の住み替え先としても魅力があります。55歳前後になると、今の家を老後までそのまま使い続けられるのかという不安が現実味を帯びてきます。階段の上り下り、家の広さ、掃除や管理のしやすさ、寒暖差、通院や買い物の利便性など、若い頃には見落としていた条件が、住まい選びの中心になってきます。

静岡市では、街なか寄りの利便性を取ることもできますし、少し落ち着いた立地で平屋やコンパクト住宅を考えることもできます。医療機関や日常の買い物を考えやすい場所を選びやすいことは、老後の安心感につながります。

また、東京との距離感を完全に切りたくない方にとっても、静岡市は向いています。親族との往来や子どもとの関係、仕事上のつながりを少し残しながら、これからの暮らしに合う住まいへ切り替えやすいことは、住み替え先として大きな魅力です。

静岡市は家づくりの考え方によって選ぶ場所が変わる

静岡市での家づくりを考えるときに大切なのは、「どんな家を建てたいか」だけでなく、「どんな毎日を送りたいか」から逆算することです。静岡市は、市内で住環境の差が出やすいため、家づくりの方向性によって向く場所が変わります。

たとえば、駅や商業施設へのアクセスを重視するなら、ある程度都市寄りの立地が向きます。一方で、庭や駐車場を確保し、平屋や広めの住まいを考えたいなら、少し郊外に目を向けたほうが現実的な場合があります。中古住宅を購入してリノベーションするのか、土地を買って注文住宅を建てるのかによっても、選ぶエリアは変わります。

静岡市は、都市部だけを見れば便利さが目立ちますが、家づくりまで考えると、立地、土地条件、防災、日当たり、風通し、周辺施設など、見るべき点がかなり増えます。だからこそ、移住と家づくりを同時に考えるなら、早い段階で暮らし方の優先順位を整理しておくことが大切です。

静岡市で暮らすなら防災情報を前提にしたい

静岡市を移住先として検討するうえで、防災の視点も欠かせません。静岡市は、洪水、津波、土砂災害などに関する防災マップやハザード情報を公開しており、土地選びや住まい選びの前提として確認することができます。

海に近いエリア、水辺に近いエリア、斜面に近いエリアでは、確認すべきリスクが変わります。景色がよい、土地が広い、価格が手頃という理由だけで決めてしまうと、あとから不安を感じる原因になりやすいです。静岡市の魅力を活かしながら安心して住むには、防災情報を必ず重ねて検討することが大切です。

これは静岡市に限りませんが、特に移住では土地勘がないため、自分たちの感覚だけでは判断しにくい部分があります。だからこそ、静岡市で家づくりや土地探しを考える場合は、ハザードマップを見ながら、将来まで安心して暮らしやすい場所を選ぶ視点が欠かせません。

静岡市が向いている人とは

静岡市が向いているのは、地方移住に関心がありつつも、生活の便利さをある程度確保したい人です。東京のような過密さは少し負担に感じるけれど、不便すぎる暮らしは避けたい。そのような方にとって、静岡市はかなりバランスのよい選択肢です。

35歳前後で家づくりを考える子育て世帯には、通勤や買い物、医療への安心感を持ちながら住まいにゆとりを持たせやすいことが魅力になります。55歳以降の住み替え世帯には、老後の通院や日常の利便性を考えやすいこと、平屋やコンパクト住宅などの住まい方を比較しやすいことが魅力になります。

一方で、もっと静かな環境や、住まいの広さを優先したい場合は、焼津市や藤枝市なども比較したほうがよい場合があります。静岡市は魅力の大きい街ですが、誰にでも無条件で向くわけではありません。自分たちが求める暮らしの密度と住まいの条件を整理したうえで選ぶことが重要です。

まとめ

静岡市とは、県庁所在地としての利便性と、自然に近い暮らしを両立しやすい街です。都会すぎず、田舎すぎない感覚を持ちやすく、東京からの移住先として現実的に検討しやすい魅力があります。中心市街地と郊外では住み方がかなり変わるため、便利さを重視するのか、住まいのゆとりを重視するのかで向く場所が変わります。

子育て世帯にも、55歳以降の住み替え世帯にも、静岡市はかなり相性のよい街です。ただし、防災や立地、車の必要性、家づくりの方向性まで含めて具体的に見ていくことが大切です。

静岡市への移住を成功させるには、「静岡市は暮らしやすそう」という印象だけで決めるのではなく、自分たちの暮らし方に合うエリアを丁寧に選ぶことが欠かせません。静岡市がどんな街かを理解することは、静岡中部での後悔しにくい移住と住まい選びの第一歩になります。


この記事は「静岡移住ガイド」全60本シリーズの第12回です。

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