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春の結露は家が壊れるサイン?建築のプロが解説

こんばんは、かおり木工房のそうのです。

今日の静岡市も日差しは少し春を感じるものの、
外に出ると風がまだ冷たい一日でした。

3月に入ると昼間は暖かい日も増えてきますが、
朝晩はまだ冬のような寒さを感じます。

こういう気候のとき、住宅では
ある現象が起きやすくなります。

それが

「結露」です。

結露と聞くと冬のイメージが強いと思いますが、
実は住宅の現場では

春先に結露が増える家

というのが意外と多いのです。


なぜ結露が起きるのか

実は多くの家で起きている問題があります。

それが

春の結露です。

冬の結露は分かりやすい現象です。

外が寒く
室内が暖かい

この温度差によって
窓やアルミサッシなどに水滴が付きます。

しかし春になると状況が変わります。

例えば静岡では

昼間 15〜18℃
夜 5〜7℃

このように

昼と夜の温度差が大きくなります。

そしてもう一つの問題があります。

それは

湿気が家の中に残っていることです。

冬の生活では

  • 加湿器
  • 洗濯物の部屋干し
  • 料理の水蒸気
  • お風呂の湿気

などで、住宅の中には大量の湿気が発生します。

冬は外気が乾燥しているため
ある程度は外に逃げます。

しかし春になると

外気の湿度が上がり
空気の流れが弱くなります。

すると

湿気だけが家の中に残る

という状態になります。


家の構造に原因がある

ではなぜ

結露が起きる家と
起きない家があるのでしょうか。

原因は

家の構造です。

住宅の快適性は

  • 断熱
  • 気密
  • 換気
  • 湿度

この4つのバランスで決まります。

しかし多くの住宅では
このバランスが整っていません。

例えば

断熱性能が低い家

壁や窓の温度が下がりやすく
湿気がそこに集まりやすくなります。

次に

気密性能が低い家

隙間が多いと
外の空気がランダムに入ります。

すると

室内の温度が安定せず
部分的に冷たい場所ができてしまいます。

さらに

換気が弱い家

湿気が外に排出されず
家の中に溜まっていきます。

こうした条件が重なると

押し入れの奥
北側の部屋
収納の中
壁の内部

こういった場所で

見えない結露

が発生します。


放置すると起きる危険

結露を軽く考える人は多いですが、
実は住宅にとって非常に危険な現象です。

まず起きるのが

カビです。

カビは

湿度70%以上
温度20〜30℃

この条件で急速に増えます。

春はまさに

カビが増えやすい季節

です。

カビが増えると次に増えるのが

ダニ

です。

そして

  • アレルギー
  • 花粉症悪化
  • 喘息
  • 皮膚トラブル

など

健康被害につながるケースもあります。

さらに問題なのは

壁の中の結露です。

これが起きると

  • 木材腐朽
  • 断熱材劣化
  • シロアリ発生

など

家の寿命を縮める原因になります。

つまり結露は

見えないところで家を壊す現象

とも言えるのです。


正しい対策

では結露を防ぐには
どうすればいいのでしょうか。

ポイントは

住宅性能です。

結露対策としてよく言われる

  • 窓を開ける
  • 除湿機を使う
  • 結露取りワイパー

こうした方法は

対症療法です。

本当の対策は

  • 高断熱
  • 高気密
  • 計画換気

この3つを整えることです。

断熱性能が高いと
壁や窓の温度差が小さくなります。

気密性能が高いと
空気の流れをコントロールできます。

そして

計画換気

湿気を外へ排出する仕組みです。

これが整うと

室内の湿度が安定し

結露が起きにくい家になります。


まとめ

家の問題というのは


この2つだけではありません。

実は

春と秋

この中間の季節に
家の性能の差がはっきり出ます。

結露が出る家は

窓だけの問題ではなく

家の構造に原因がある可能性があります。

静岡で家づくりを考えるとき

気候を理解した設計がとても重要です。

家づくりは

材料より
設計です。


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