高断熱改修で電気契約プランを見直せる?
「断熱リフォームをすると、電気契約も変えるべき?」
そんなご質問をお客様からいただくことがあります。
実は、家の断熱性能が向上することで、
電気の使用量が変わり、それに応じて電力会社との契約内容を
見直すチャンスが生まれるのです。
この記事では、高断熱住宅にした際の
電気契約プランの見直しポイントと、
実際にどのようなメリットが得られるのかを解説します。
■ 電気契約の基本:契約アンペアと料金体系
電気契約には主に以下の2つの要素があります。
・契約アンペア数(30A、40A、50Aなど)
・料金プラン(従量電灯、時間帯別、スマート契約など)
契約アンペアが高いほど基本料金が上がりますが、
消費電力が減れば低い契約でも生活可能になります。
■ 高断熱化で電力消費が減る理由
断熱性能が高まると、
・冷暖房の稼働時間が短縮
・エアコンの設定温度を極端にしなくて済む
・全館空調でも効率的に稼働
その結果、
1日の最大使用電力(=契約アンペアを決める基準)
が抑えられるようになります。
■ 具体例:契約アンペアの見直しで得られるメリット
【Before】
・契約アンペア:50A
・基本料金:約1,650円/月
【After(高断熱化+省エネ家電)】
・契約アンペア:30Aに変更
・基本料金:約990円/月
→ 月額660円の節約、年間約8,000円のコスト削減に。
これに加えて、使用電力量自体も減るため、
電気代全体では年間で数万円単位の節約が期待できます。
■ 時間帯別プランの最適化もポイント
オール電化住宅や太陽光発電との併用を検討している場合、
時間帯別料金プラン(夜間割引など)への切り替えも有効です。
・夜間にエコキュートでお湯を沸かす
・昼間の太陽光発電を活用し自家消費
このような使い方で、電力の購入量とコストをさらに抑えられます。
■ 電力会社の切り替えで選択肢が広がる
現在は多くの新電力会社が登場しており、
家庭の電力使用スタイルに合わせて、
より安価なプランを選べるようになっています。
断熱リノベ後の電力使用量を把握し、
見直しのタイミングで契約先を検討するのも賢い選択です。
■ かおり木工房のサポート体制
かおり木工房では、
断熱改修後の生活に合わせた
電気契約プランの見直し相談にも対応しています。
・必要なアンペア数の試算
・設備導入後の年間使用量予測
・契約会社や料金プランのアドバイス
快適な住まいをつくるだけでなく、
暮らしのランニングコストまでトータルでサポートいたします。
〒420-0911
静岡県静岡市葵区瀬名川1丁目27−53
営業時間:10:00〜17:00
TEL:054-261-2807
社長直通:090-6587−4713
(「HPを見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告:
「エアコンのランニングコストを断熱で抑える」

















































