なぜ今、家の値段が上がるのか?中東情勢と住宅価格の本当の理由
こんばんは、かおり木工房の宗野です。
今日は朝からバタバタとした一日でした。
というのも、本日4月30日、静岡第一テレビさんから取材を受けまして、夕方16時45分からの「every.しずおか」で、その様子が放映されたんです。
ご覧になってくださった方、ありがとうございました。
取材のテーマは、最近お客様から本当によく聞かれるこの話。
「家の値段、これからどうなりますか?」
「中東のニュースを見たんですが、家にも影響しますか?」
正直に申し上げます。
影響します。それも、すぐに。
今日はその取材で話した内容を、もう少し丁寧にお伝えしたいと思います。
なぜ中東情勢で家の値段が上がるのか
ニュースで「中東情勢が緊迫」と聞くと、多くの方は中東での出来事は遠い世界の話のように感じると思います。
でも、家づくりの現場にいると、中東のニュースは”数週間後の見積書”に直結するんです。
理由はシンプルで、家は石油でできているからです。
え、家は木でできてるんじゃないの?と思いますよね。
もちろん構造は木材です。ただ、家を1棟建てるためには、想像以上に多くの石油由来の素材が使われています。
たとえば、
断熱材、防水シート、屋根材、サッシのパッキン、配管、塗料、接着剤、フローリングの一部、外壁材の一部。
それから、住宅設備のキッチン、ユニットバス、トイレ。
さらに言えば、現場まで材料を運ぶトラックの軽油、職人さんが使う重機の燃料。
これらすべてが、原油価格に影響を受けます。
中東情勢が緊迫すると、原油価格が上がる。
原油価格が上がると、住宅資材のほぼ全領域に値上げが波及する。
これが、今、住宅業界で実際に起きていることです。
静岡の工務店として、現場で見えていること
静岡市で家づくりをしている立場から、現場のリアルをお伝えします。
ここ最近、メーカーから届くファックスはほとんどが値上げ通知です。
1社や2社の話ではありません。サッシメーカー、断熱材メーカー、住宅設備メーカー、外壁メーカー、ほぼ全てです。
しかも、値上げの幅が以前とは違います。
かつては数パーセントの値上げで済んでいたものが、今は10パーセントを超える値上げ通知も珍しくありません。
そしてもう一つ、大きな問題があります。
それが、納期遅延です。
材料が入ってこない。
入ってくる時期が読めない。
「来月入ります」と言われたものが、3ヶ月後にずれることもあります。
この納期遅延は、値上げよりも実は厄介でして、家の引き渡しが遅れれば、お客様の住宅ローン控除のタイミング、賃貸の家賃、お子さんの転校時期、すべてに影響します。
家を建てたい方が、いま一番知っておくべきこと
ここからが、本題です。
「じゃあ、家を建てるのを待ったほうがいいの?」
これは取材でも一番聞かれた質問です。
正直にお答えします。
待っても、安くなる見込みは今のところありません。
なぜなら、住宅価格を押し上げている要因は、中東情勢だけではないからです。
円安、職人不足、建築基準法の改正、省エネ基準の義務化、災害対策の強化。
これらが同時に進行していて、どれ一つとっても、住宅価格を下げる方向には働きません。
むしろ、2025年4月の省エネ基準義務化以降、家の性能要件は上がり続けています。
性能を上げるということは、断熱材を増やし、サッシをグレードアップし、気密施工に手間をかけるということ。
当然、コストは上がります。
ただ、ここで誤解しないでいただきたいのは、性能が上がったぶん、暮らしの光熱費は下がるということです。
イニシャルコスト(建てる時のお金)は上がるけれど、ランニングコスト(毎月の光熱費)は下がる。
家計トータルで見ると、必ずしも損ではない。
ここを理解しているかどうかで、家づくりの判断は大きく変わります。
値上げの中で、損をしない家づくりの考え方
値上げが続く今だからこそ、私が静岡の皆さんにお伝えしたいことがあります。
それは、安く建てることより、長く快適に暮らせる家を建てることのほうが、結果的に得をするということです。
たとえば、断熱等級6、気密C値0.5以下、第一種換気、松尾式の全館空調。
これは、かおり木工房が標準仕様として採用している家づくりですが、月々の電気代は驚くほど抑えられます。
夏の冷房も冬の暖房も、冷房はほぼつけっぱなしでいて、それでも電気代は下がります。
性能が低い家を安く建てて、毎月の光熱費で苦しむより、最初にしっかり性能を作り込んでおいて、毎月の支出を減らすほうが、人生100年時代には合っている。
私はそう考えています。
5月16日、緊急勉強会を開きます
今日の取材を受けて、急遽決まったことがあります。
5月16日に、緊急勉強会を開催します。
内容は、
中東情勢が住宅価格にどう影響しているのか。
今、家を建てるべきか、待つべきか。
値上げの中で、損をしない家づくりの考え方。
静岡で建てるなら、何に気をつければいいのか。
これらを、データと現場のリアルを交えて、私から直接お話しします。
正直、こういう情勢の話は、ネットの記事を読んでもよくわからないと思います。
営業マンに聞いても、自社に都合のいい話しか返ってこない。
だからこそ、工務店の社長が現場で見ている景色を、そのままお伝えする会にしたいと思っています。
席数には限りがあります。
家づくりを検討中の方、すでに他社で打ち合わせ中の方も大歓迎です。
他社で進めている方こそ、判断材料が増えるので、ぜひお越しください。
詳細はお電話、またはメールでお問い合わせください。
まとめ
中東情勢、円安、職人不足、省エネ基準。
家づくりを取り巻く環境は、確かに厳しくなっています。
ただ、こういう時代だからこそ、地元の工務店として、誠実な情報をお伝えする責任があると思っています。
家は、人生で一番大きな買い物です。
だからこそ、ニュースの裏側で何が起きているのか、現場のリアルを知ったうえで判断していただきたい。
5月16日の緊急勉強会、ぜひお越しください。
お会いできるのを楽しみにしています。
賢い夫婦がやっぱり選んだ
注文住宅専門工務店「かおり木工房」
静岡市で、高気密・高断熱・第一種換気+全館空調(松尾式)の家づくりを行っています。
寒暖差に振り回されない、光熱費に怯えない、長く快適に暮らせる家。
それが、かおり木工房が静岡の皆さんにお届けしている家です。
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587-4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
5月16日の緊急勉強会、お申し込みお待ちしております。

















































