
上棟式の準備とは──棟上げの節目を祝う伝統行事と施主の心構え
上棟式とは?
上棟式(じょうとうしき・むねあげしき)とは、柱や梁を組み上げて家の骨組みが完成したことを祝う儀式です。
建物の守護と工事の安全を祈願する意味を持ち、職人さんや工務店への感謝を表す場にもなります。
必ず行わなければならないものではありませんが、家づくりの大切な節目として執り行う方が多いです。
上棟式までの流れ
- 基礎工事が終わる
- 木材が搬入され、柱・梁を組み上げる
- 棟木(屋根の一番上の横木)を取り付ける
- 上棟式を実施する(式典・直会)
工事の安全や家の繁栄を祈るとともに、職人たちとの交流の場にもなります。
上棟式で施主が準備するもの
① ご祝儀
- 棟梁や大工さん、工務店スタッフへ渡す心付け
- 地域や慣習によるが、棟梁へ1〜3万円、大工さんへ5,000〜1万円程度が一般的
② お供え物
- 米、塩、酒、魚(尾頭付き)、野菜や果物など
- 工務店が準備してくれるケースも多いので事前確認を
③ 挨拶
- 施主から参列者に向けて、工事への感謝と今後のお願いを一言述べる
- 難しい言葉は不要、「ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」で十分
④ 直会(なおらい)
- 式後に簡単な食事やお菓子を配ることもある
- 最近は折詰弁当やお土産を渡す簡略スタイルも多い
上棟式を行うメリット
- 施主と職人さんの交流が深まり、工事がスムーズに進みやすくなる
- 家族にとって思い出に残る記念行事になる
- 伝統に則った節目を大切にすることで、家への愛着が高まる
まとめ:上棟式は「感謝と安心を共有する場」
✅ 必須ではないが、家づくりの節目として行う価値あり
✅ ご祝儀・お供え・簡単な挨拶を準備すれば十分
✅ 職人さんとの関係を良好にし、工事の安全を願う機会になる
静岡で家を建てる際も、地域の慣習に合わせながら、自分たちらしい形で上棟式を迎えることが、家づくりをより豊かにする秘訣です。
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👉 次回は【構造躯体 確認】について、骨組みが完成した段階での確認ポイントを解説します。