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トイレの不具合が続くときの交換と改修のポイント

~最新設備で快適性・省エネ性・清掃性を実現する~

トイレは毎日の生活に欠かせない設備ですが、長年使っていると「水漏れ」「詰まり」「レバーの不具合」「便座の割れ」など、さまざまなトラブルが出てきます。修理を繰り返しても不具合が続く場合は、設備の寿命が近づいているサインかもしれません。

本記事では、トイレの交換や改修を検討すべきポイントと、最新トイレ設備がもたらす快適性・清掃性・省エネ効果について詳しくご紹介します。


トイレ設備の寿命はどのくらい?

一般的に、トイレの耐用年数は以下のように考えられています。

  • 便器本体:20年以上
  • タンク内部の部品(ボールタップ、フロートバルブなど):7~10年
  • 温水洗浄便座:7~10年

古い設備は修理しても部品が入手できない場合があり、その都度費用もかかります。そのため、10年以上使用して不具合が増えてきたら交換を視野に入れるのが賢い判断です。


トイレ交換を検討すべき症状

以下のようなサインがある場合は、修理よりもリフォームをおすすめします。

  1. 水漏れが頻発する
    タンクや配管からの水漏れは、放置すると床の腐食やカビの原因になります。
  2. 水の流れが悪い・詰まりやすい
    古い便器は節水性能が低く、水流が弱いため詰まりやすい傾向があります。
  3. 便座の故障やひび割れ
    温水洗浄便座の不具合は修理可能ですが、7~10年経過しているなら交換のほうが安心です。
  4. タンクの動作不良
    レバーを引いても水が流れにくい、タンクに水がたまらないなどの不具合は、部品交換では解決できないことがあります。

最新トイレ設備のメリット

1. 節水効果で光熱費削減

従来型トイレの使用水量は1回13Lほどでしたが、最新モデルではわずか3.8~6Lに抑えられます。年間で数千円〜1万円以上の水道代削減につながります。

2. 掃除がラクになる清掃性

最新の便器は汚れが付きにくいコーティングやフチなし形状を採用。さらに自動洗浄や除菌機能がついたタイプもあり、掃除の手間を大幅に削減できます。

3. 快適性の向上

自動開閉、自動洗浄、温風乾燥、消臭機能など、生活を快適にする便利機能が充実。高齢者や子どもでも安心して使用できます。

4. バリアフリー対応

高さ調整ができる便座や手すり設置、広めのトイレ空間への改修は、将来を見据えたリフォームとしても有効です。


トイレ交換のベストタイミング

  • 使用年数が10年以上
  • 修理費用が高額になってきたとき
  • 家族構成やライフスタイルが変わったとき(高齢化、子どもの成長など)
  • 節水・省エネに取り組みたいとき

これらの条件が重なったら、修理ではなく交換を選ぶ方が総合的に得です。


トイレリフォームの費用相場

  • 温水洗浄便座の交換:3万円~10万円
  • 便器交換(節水型):15万円~25万円
  • トイレ空間全体の改修(壁紙・床含む):20万円~40万円

※機能やメーカーによって変動します。長期的に考えると、節水・省エネタイプを選ぶ方が経済的です。


トイレリフォームを成功させるポイント

  1. 目的を明確にする
    節水・掃除のしやすさ・快適性・バリアフリーなど、優先したいポイントを決めましょう。
  2. 複数メーカーの比較
    TOTO、LIXIL、パナソニックなど、メーカーごとに特徴が異なります。
  3. 施工会社の実績を確認
    トイレは水まわり工事の知識が必要です。リフォーム専門店や地域工務店に相談するのがおすすめです。

まとめ

トイレの不具合が続くときは、修理を繰り返すよりも交換・改修を検討する方が安心で経済的です。最新トイレ設備には、節水・省エネ・清掃性・快適性のすべてを高めるメリットがあります。

快適な住まいを実現するために、家族のライフスタイルに合った最適なトイレリフォームを取り入れてみてはいかがでしょうか。


次回予告

次回は 「水道管の劣化による漏水トラブルとその対策方法」 をテーマに、見えにくい配管の劣化サインや早めの対応方法をご紹介します。


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