BLOG

ブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 3・快適な暮らしを叶える断熱リノベ
  4. カーテン設計×窓断熱で快適性アップとは?

カーテン設計×窓断熱で快適性アップとは?

見落とされがちな窓まわりの工夫を解説

「夏の西日がきつい」「冬は窓辺が寒い」「結露が気になる」――その原因、実は窓の断熱不足とカーテンの設計ミスかもしれません。

住まいの快適性を左右する“窓周辺”。この記事では、窓断熱とカーテン設計を連動させることで得られる快適な暮らしのヒントを、静岡の注文住宅専門「かおり木工房」の実例を交えてご紹介します。


1. 窓は家の中で最も熱が出入りする場所

住宅における熱の損失・侵入の約6〜7割は窓から。そのため、カーテンだけで対処しようとすると、限界があります。

  • 夏は直射日光による室温上昇
  • 冬は窓ガラスから冷気が侵入
  • 結露によりカビ・ダニの原因に

窓の断熱性能を高め、さらにカーテンの役割を見直すことで、これらの問題を根本から改善できます。


2. 快適性を高める窓断熱のポイント

樹脂サッシ+複層ガラス(トリプルガラス)

熱伝導率の低い樹脂フレームと、Low-Eガラスを用いたトリプルガラス仕様で、断熱・遮熱・結露防止を実現。

インナーサッシ(二重窓)の活用

既存の窓に内窓を取り付けることで断熱効果をアップ。音も熱もシャットアウトでき、省エネ効果も抜群。

窓の配置設計

  • 南面は冬の陽射しを取り入れられるように大開口
  • 東西は直射日光を避けるための庇や植栽設計

窓自体の性能と位置を最適化することが、室温安定につながります。


3. 快適性を補う“カーテン設計”のコツ

天井付けのカーテンボックス設計

断熱窓でも、カーテンの上部から冷気や熱が出入りすると効果が半減。カーテンボックスを設けて空気の流出入を防止します。

二重カーテンの活用

  • レース+遮光のダブルレイヤー
  • 夏は遮熱、冬は保温性を発揮

季節ごとに調整可能で、断熱の補助的役割を果たします。

窓サイズにぴったりのカーテン採寸

隙間からの熱の出入りを防ぐには、窓に合ったカーテンサイズの設計が重要です。見た目の美しさと機能性の両立が求められます。


4. 窓断熱とカーテンの相乗効果とは?

  • 夏は室温上昇を防ぎ、エアコンの効きが良くなる
  • 冬は冷気の侵入を抑え、床冷えが軽減される
  • 結露を抑え、カビの発生リスクが減少
  • 視線カット+防音効果で安心感アップ

カーテンと窓は“見た目”だけでなく、快適性・省エネ性・健康への影響までも左右するパーツなのです。


5. 静岡の気候に合った窓・カーテンの選び方

静岡は海からの湿気や日照時間の長さなどが特徴です。

  • 夏は遮熱・通気重視のレースカーテン
  • 冬は断熱性の高い厚手の遮光カーテン
  • 東西面の窓は断熱性・遮熱性を高める設計

かおり木工房では、地域の気候に合わせた断熱窓の選定とカーテンアドバイスも設計段階からご提案しています。


まとめ:カーテンと窓の設計で暮らしはもっと快適に

カーテンはインテリアの一部と思われがちですが、正しい設計と断熱との連動で、暮らしを快適に変える力を持っています

窓断熱とカーテンのダブル対策で、静岡の気候にぴったりな、快適でエネルギー効率の良い住まいを目指しましょう。


【資料請求・ご相談はこちら】

▶ 資料請求ページに進む

かおり木工房(有限会社DAMソウショウ建築)
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市


次回予告:

「収納スペースも暖かく保つ断熱工夫」

収納の奥が寒くてカビ臭い…そんな悩みを防ぐ、見落としがちな収納空間の断熱対策を解説します。