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「2月最後の日に考える。なぜ“暖かい家”は思ったより少ないのか」

こんばんは、かおり木工房のそうのです。

今日で2月も終わりですね。

今年の2月は寒暖差が大きかった。
朝は冷え込み、昼は意外と暖かい日もある。

でも、こういう月の終わりに必ず思うことがあります。

「暖かい家」と言われている家の中で、本当に暖かい家はどれくらいあるのか。


家づくりで悩みトップ10に入ること

これは間違いなく入ります。

「冬、寒くない家にしたい。」

ほぼ全員が言います。

でも不思議なことに、

完成後に
「思ったより寒いんです」
という相談はなくなりません。

なぜか。


断熱等級が高い=暖かい?

今は断熱等級6、7という言葉が当たり前になりました。

性能数値が高い家は確実に増えています。

でも、

数値だけでは暖かさは完成しない。

暖かさは、4つで決まります。

  1. 断熱
  2. 気密
  3. 日射取得
  4. 空調設計

どれか一つ欠けてもダメです。


例えばこんな家

断熱等級6。

でもC値は測っていない。

窓は南に大きく取ったけれど、
隣の家の影で日が入らない。

暖房は各部屋エアコン。

これで「暖かい家」になるでしょうか?

理屈上は高性能でも、
体感は別です。


静岡の“温暖”という勘違い

静岡は温暖と言われます。

確かに雪は少ない。

でも冬の朝は冷えます。
夜も底冷えします。

そして怖いのは、

家の中の温度差。

リビング20℃。
廊下12℃。
脱衣室10℃。

ヒートショックのリスクは
寒冷地だけの話ではありません。


暖かい家は「空気の動き」で決まる

ここがあまり語られない部分です。

断熱材を厚くすることよりも、

空気がどう流れるか。

三種換気は、計算上は0.5回/時換気。

でも実際は、
気密が甘いと空気は思い通りに動かない。

冷たい外気が隙間から入る。

一種換気で計画的に制御する。

そして全館空調で温度を均一にする。

ここまで設計して初めて、
「寒くない家」になる。


C値を測らないというリスク

これもトップ10に入る悩みです。

「気密測定って必要ですか?」

必要です。

なぜなら、
気密は“施工精度の証明”だから。

C値1.0と0.3では、
空気の漏れ量は約3倍違います。

暖房効率も、
体感も、
光熱費も変わる。

測らない家は、
答え合わせをしないまま引き渡すのと同じです。


暖かい家は、実は“静か”

本当に暖かい家は、

エアコンが必死に動かない。

床が冷たくない。

壁際が冷えない。

そして、

音が静か。

風切り音がない。
隙間風がない。

空気が穏やか。

これが本当の暖かさです。


2月の終わりに思うこと

家づくりは一生に何度もありません。

だからこそ、

「たぶん大丈夫」
「きっと暖かい」

で決めてほしくない。

数値を見る。
現場を見る。
測定する。

そして、

設計を理解する。

それが後悔しない道です。


今日の結論

暖かい家は、偶然できない。

設計で決まる。

施工で決まる。

そして、確認で決まる。

2月が終わるこの日に、
もう一度考えてみてください。

“なんとなく暖かい家”でいいのか。

それとも、
“根拠のある暖かさ”を選ぶのか。


賢い夫婦がやっぱり選んだ
注文住宅専門工務店「かおり木工房」

静岡市で
高気密C値0.3以下(多くは0.1台)
高断熱
一種換気+全館空調(松尾式)

太陽に素直な設計で、
冬暖かく、夏涼しい家づくりを行っています。

住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587-4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市

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