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床材の張り替えが必要になるサインとリフォーム手順

〜快適で長持ちする住まいを守るために〜

家の中で毎日必ず使用する「床」。
家族全員が歩き、家具を置き、時には子どもが遊ぶスペースとして活用されるため、家の中でもっとも負担がかかる部分です。

しかし、床材は一見丈夫に見えても 経年劣化が進むと、きしみや沈み込み、汚れや傷の蓄積 といった不具合が表れ始めます。これらを放置すると、建物全体に悪影響を及ぼすケースも少なくありません。

そこで今回は、床材の張り替えが必要になるサイン と、実際に行う リフォーム手順・費用相場 について詳しく解説します。


床材の張り替えが必要になるサイン

1. 床のきしみや沈み込み

  • 歩くとギシギシ音がする
  • 部分的にフワフワと沈む感覚がある
    → 下地材や根太の劣化が原因で、放置すると構造体に負担をかける恐れがあります。

2. 表面の傷や汚れの劣化

  • フローリングの塗装が剥げてきた
  • 水染みや黒ずみが目立つ
    → 美観を損ねるだけでなく、木材の腐食やカビ発生の温床になる場合があります。

3. 異臭や湿気

  • 特定の場所からカビ臭いにおいがする
  • 床下の湿気が強い
    → 床下の換気不足や断熱材の劣化、シロアリ被害の可能性も考えられます。

4. 床鳴りや揺れ

  • 歩くと床全体が振動する
  • 家具が不安定になる
    → 基礎や床下の劣化が進行しているサインです。

床材の種類ごとの寿命目安

  • フローリング(無垢材):20〜30年
  • フローリング(合板):10〜20年
  • クッションフロア:10〜15年
  • 畳:5〜10年(表替え)、15〜20年(交換)
  • カーペット:10〜15年

※使用環境やメンテナンス状況によって変動します。


床の張り替えリフォーム手順

Step 1:劣化状況の確認

  • 床下点検口から湿気やシロアリ被害をチェック
  • 床鳴りや沈み込みの箇所を特定

Step 2:床材の選定

  • 無垢フローリング:自然素材で高級感、長持ち
  • 合板フローリング:コストを抑え、種類が豊富
  • クッションフロア:水まわりに適した防水性
  • タイルカーペット:防音効果が高い

Step 3:下地補修

床材の張り替え時に、必要に応じて下地や根太の補修も行います。これを怠ると、新しい床材も早期劣化してしまいます。

Step 4:新しい床材を施工

選んだ床材を専門業者が丁寧に施工。断熱材を一緒に入れることで、快適性も大きく向上します。


床材リフォームの費用相場

  • フローリング張り替え(6畳):10〜20万円
  • クッションフロア張り替え(洗面所・トイレ):5〜10万円
  • 畳交換(6畳):8〜15万円
  • 下地補修+断熱リフォームを伴う場合:30〜50万円

床リフォームを成功させるポイント

  1. 断熱性・防音性を考慮する
     ただ張り替えるのではなく、床下に断熱材や防音材を入れると効果的。
  2. 生活スタイルに合った素材を選ぶ
     ペットがいる家庭ならキズや汚れに強いタイプを選ぶ。
  3. 専門業者に点検を依頼する
     DIYでは床下の構造劣化に気づきにくいため、必ずプロの目で診断してもらうことが大切です。

まとめ

  • 床材の張り替えサインは きしみ・沈み込み・傷・湿気・異臭
  • 寿命目安を知り、適切なタイミングで交換することが大切
  • 張り替えリフォームは 床下補修と断熱改善をセットで行うと長持ち
  • 専門業者に相談し、自分の生活スタイルに合った素材を選ぶことで快適性が向上

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賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店 「かおり木工房」

  • 住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
  • 電話:054-261-2807(10時〜17時)
  • 社長直通:090-6587-4713(「HP見た」とお伝えください)
  • 施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市

次回は 「外壁のひび割れが進行したときの危険と修繕法」 をテーマに、外壁の劣化を見逃さないためのチェックポイントと修繕の流れについて解説します。