防犯に配慮した家づくりとは?藤枝市の工務店がポイントを解説
こんばんは、かおり木工房の宗野です。
藤枝市も最近は日が少しずつ短い季節になり、夕方でも明るい時間が少しずつ減ってきました。ただ、暗くなる時間が減ったといっても、家の防犯は季節を問わず大切なテーマです。
今日は、新築のときにこそ考えておきたい、防犯に配慮した家づくりについてお話しします。防犯というと、後から防犯カメラやセンサーを取り付けることをイメージされる方が多いのですが、実は設計の段階で狙われにくい家にしておくことが、もっとも効果的で費用も抑えられる対策です。特別な機器に頼る前に、間取りと外構の工夫でできることがたくさんあります。
空き巣が嫌がる家とは
防犯を考えるうえでまず知っておきたいのが、侵入する側が何を嫌うかです。一般に、侵入に時間がかかる家、人目につきやすい家、音が出る家、明るい家は避けられる傾向があるとされています。逆に言えば、時間をかけさせ、隠れる場所をなくし、目と光が届く家にすることが、狙われにくい家の基本です。警察庁の住まいの防犯対策でも、こうした考え方が紹介されています。設計でこの条件を満たしておくことが、一番の土台になります。後から機器を足すよりも、はじめから狙われにくい家をつくっておく方が、費用も抑えられ、効果も長続きします。
窓の防犯
侵入の経路として多いのが窓です。特に、道路や隣家から見えにくい位置にある大きな窓や、足場になるものが近くにある窓は注意が必要です。対策としては、人目につきにくい面の窓は小さくする、あるいは高い位置に付けて手が届きにくくする方法があります。防犯性の高い合わせガラスや、補助錠、シャッターや面格子の設置も有効です。窓の位置と大きさは、採光や通風と防犯のバランスを取りながら、設計の段階で決めておくことが大切です。
玄関まわりの防犯
玄関は家の顔であると同時に、防犯の要でもあります。ピッキングに強い鍵や、二つの鍵を付けるワンドアツーロック、鍵を持ち歩かずに施錠できるスマートキーなどが有効です。また、玄関まわりを死角のない明るい場所にしておくことも重要です。門から玄関までのアプローチが植栗や塀で隠れていると、そこが侵入者の隠れ場所になりかねません。適度に見通しを確保し、人感センサー付きの照明を設けておくと、夜間の抑止力になります。
外構と死角の設計
外構の計画も防犯に直結します。高い塀で家をぐるりと囲むと、一見安全に見えて、実は一度中に入られると外から見えない死角を作ってしまいます。近年は、低めのフェンスや植栽でゆるやかに敷地を仕切り、外からの視線が適度に通る開かれた外構の方が、防犯上は有利とされています。地域の目が届くことが、何よりの抑止力になるからです。玄関やアプローチ、駐車場まわりに死角を作らないよう、外構全体で見通しを意識することが大切です。
留守中を悟られない工夫
空き巣は、留守の家を狙う傾向があります。そこで、家を空けているときに留守だと気づかれない工夫も有効です。タイマーで夕方に室内の照明が自動でつくようにしておくと、外から見て人の気配を感じさせられます。郵便物や新聞がたまっていると長期不在のサインになるため、旅行時は配達を止めるなどの配慮も役立ちます。こうしたちょっとした習慣と、設計段階での備えを組み合わせることで、防犯の効果はより確かなものになります。
センサーとカメラの活用
設計での対策を土台にしたうえで、機器を補助的に使うとさらに安心です。人感センサー付きの照明は、夜間に人が近づくと自動で点灯し、侵入をためらわせる効果があります。玄関まわりに設置する防犯カメラやインターホンのカメラは、来客の確認だけでなく、記録が残ること自体が抑止力になります。窓やドアの開閉を知らせるセンサーも、近年は手軽に取り入れられるようになりました。ただし、機器はあくまで補助です。まず狙われにくい家をつくり、そのうえで機器を足すという順序が、費用対効果の高い防犯につながります。
明るさと暮らしやすさを両立する
防犯のための明るさは、暮らしやすさにもつながります。かおり木工房では、松尾式のG3断熱と全館空調で、家中の温度差を小さく保つ家づくりをしています。性能の高い家は、大きな窓を設けても寒さや暑さを気にせずに済むため、防犯に配慮しつつ、明るく開放的な暮らしを両立しやすくなります。窓の位置や大きさを、断熱と防犯の両面から考えられるのは、性能を土台にした家づくりの強みです。過度に閉じた家にせず、明るく風通しの良い、それでいて狙われにくい住まいを目指せます。
家族構成に合わせた防犯
防犯の考え方は、家族構成によっても変わります。小さなお子様がいる家庭では、外から子どもの様子が見えすぎない配慮が必要ですし、共働きで日中に家を空ける時間が長い家庭では、留守を悟られない工夫が求められます。高齢のご家族がいる場合は、来客を確認しやすいインターホンや、施錠のしやすさも大切です。藤枝市で長く安心して暮らすために、家族それぞれの暮らし方に合わせた防犯を、設計の段階から考えておきたいところです。
忘れてはならないのが、防犯と使い勝手のバランスです。守りを固めすぎて、鍵や戸締まりの操作が毎日の負担になってしまっては本末転倒です。特に高齢のご家族がいる場合は、いざというときに素早く外に出られることも、安全のうえで欠かせません。防犯と、火災や地震のときの避難のしやすさは、両立させて考える必要があります。日々の暮らしやすさを損なわない範囲で、無理なく続けられる備えを選ぶことが、結局は一番確かな防犯につながります。地域とのつながりや、ご近所同士の見守りも、住まいの安心を支える大切な要素です。
まとめ
防犯に配慮した家づくりは、後付けの機器に頼る前に、設計の段階で狙われにくい家にしておくことが最も効果的です。時間がかかり、人目につき、明るく死角のない家にすること、そして窓・玄関・外構それぞれに適切な対策を施すことが基本になります。性能の高い家なら、明るく開放的な暮らしと防犯を両立できます。
藤枝市で安心して暮らせる家づくりをお考えの方は、間取りや外構の計画と一緒に、防犯についてもかおり木工房にご相談ください。ご家族に合った備えを一緒に考えます。
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