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静岡 工務店 バルコニーとベランダのある住宅

バルコニー・ベランダは必要?静岡市の工務店がメリット・デメリットを解説

こんばんは、かおり木工房の宗野です。

静岡市は今日も夏をまだまだ感じさせる日差しで、洗濯物がよく乾く一日でした。ただ、夏は急な夕立や台風も多く、外に干した洗濯物にひやりとさせられる季節でもありますね。

今日は、新築の打ち合わせでよく相談を受ける、バルコニーやベランダは本当に必要かというテーマについてお話しします。以前は二階に洗濯物を干すバルコニーがあって当たり前でしたが、近年は暮らし方の変化とともに、あえて設けないという選択も増えています。付ける場合も付けない場合も、それぞれに理由があります。今日は両方の立場から、後悔しない考え方を整理します。

バルコニー・ベランダの役割

まず言葉の整理をしておくと、屋根のない張り出しをバルコニー、屋根のある張り出しをベランダと呼ぶのが一般的です。どちらも主な役割は、洗濯物や布団を干す場所、そして外の空気を感じる場所です。加えて、災害時の一時的な避難経路や、エアコンの室外機の置き場としての役割もあります。この複数の役割を、本当にバルコニーで果たす必要があるのかを一つずつ考えていくことが判断のポイントになります。

バルコニーを設けるメリット

バルコニーのメリットは、やはり二階で洗濯物を干せる利便性です。一階に人目が気になる場合や、日当たりが二階の方が良い場合には、二階に干し場があると便利です。布団を干したり、少し外の空気を吸ったりする居場所としての心地よさもあります。庭が取りにくい都市部の敷地では、外とつながる貴重な空間になることもあります。

バルコニーのデメリットと防水の問題

一方で、工務店として正直にお伝えしなければならないのが、防水メンテナンスの問題です。バルコニーの床は常に雨や紫外線にさらされるため、防水層が10年前後で劣化します。ここを放置すると、雨水が下の部屋や壁の内部に染み込み、家の寿命を縮める深刻な雨漏りにつながります。静岡は雨も台風も多い地域です。近年の雨の降り方は気象庁の情報を見ても激しさを増しており、バルコニーの防水は定期的な点検と補修が欠かせません。この維持費と手間が、バルコニーの見えないコストです。

また、使ってみると意外と使わなかったという声も多い場所です。花粉や排気、急な雨を気にして外に干さなくなり、物置き場になってしまうケースは珍しくありません。使わないのに防水メンテナンスの費用だけかかる、という残念な状態は避けたいところです。

室内干しという選択肢

近年、バルコニーを付けない選択が増えている背景には、室内干しの快適さがあります。花粉や黄砂、急な雨に左右されず、天気を気にせず一年中乾かせる室内干しは、共働きの家庭や、外に洗濯物を干したくない方に支持されています。かおり木工房では、松尾式のG3断熱と一種換気、全館空調を組み合わせた家づくりをしています。家中の湿度と温度が整い、空気が計画的に動く家は、実は室内干しがとてもよく乾きます。ジメジメせず、生乾きのにおいも出にくいのです。

ランドリールームや室内物干しスペースを間取りに組み込めば、二階まで重い洗濯物を運ぶ必要もなくなり、家事の負担が大きく減ります。奥様の毎日の家事動線を考えると、バルコニーよりも一階の室内干し空間の方が喜ばれることも多いのです。

室内干しというと、部屋が湿っぽくなる、生乾きのにおいが気になるという心配をされる方もいます。確かに、断熱や換気が不十分な家では、室内干しが結露やカビの原因になることもあります。だからこそ、室内干しを快適にする鍵は、家の性能にあります。湿気を計画的に排出できる換気と、家中の温度を保つ断熱がそろっていれば、洗濯物から出た水分もすみやかに逃げ、部屋がジメジメすることはありません。干す場所と家の性能をセットで考えることが、室内干しを気持ちよく使うための条件です。

防水メンテナンスの目安

バルコニーを設けるなら、防水の維持を暮らしの計画に組み込んでおくことが欠かせません。一般的な防水は、種類にもよりますが10年前後で点検や補修の目安を迎えます。表面のひび割れや膨れ、水がたまって乾かない箇所、排水口まわりのつまりなどは、雨漏りの前ぶれです。年に一度は自分の目で表面と排水口を確認し、落ち葉やごみを取り除いておくだけでも、傷みの進行はずいぶん違います。異変に気づいたら早めに専門家に見てもらうことで、下の部屋への雨漏りという大きなトラブルを防げます。防水は放置せず、早めに手を打つことが結果的に費用を抑えます。

室外機やエアコンの置き場

バルコニーを設けない場合に気をつけたいのが、二階のエアコンの室外機をどこに置くかです。かつては二階のバルコニーに室外機を置くのが当たり前でしたが、バルコニーをなくすなら、室外機を地上に下ろすか、壁面や専用の架台に設置する計画が必要になります。これも設計の段階で決めておけば、配管の経路や見た目もすっきり納まります。室外機の周囲に風通しを確保し、直射日光を避けられる場所に置くと、冷房の効率も良くなります。バルコニーの有無は、こうした設備の置き場まで含めて考えることが大切です。

付ける場合の後悔しない工夫

もちろん、バルコニーが不要というわけではありません。二階に干し場が欲しい、外に出られる居場所が欲しいという明確な希望があるなら、設ける価値は十分にあります。その場合は、屋根や庇を付けて雨や日差しから守り、防水層を長持ちさせる工夫が有効です。また、点検や補修がしやすい納まりにしておくこと、水がたまらない適切な勾配を確保することが、長く使うための条件になります。使う目的をはっきりさせて計画すれば、後悔は防げます。

まとめ

バルコニー・ベランダは、二階の干し場や外とつながる居場所として便利な一方で、防水メンテナンスの費用と手間という見えないコストがあります。大切なのは、本当に使う目的があるかを見極め、なければ室内干しという快適な選択肢も検討することです。付けるなら屋根や点検のしやすさまで含めて計画することが後悔を防ぎます。

静岡市で暮らしやすい家づくりをお考えの方は、洗濯物の干し方も含めて、かおり木工房が一緒に最適な形を考えます。お気軽にご相談ください。

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かおり木工房では、静岡市・焼津市・藤枝市を中心に、高気密・高断熱・一種換気+全館空調(松尾式)の注文住宅を手がけています。家づくりに関することは何でもお気軽にご相談ください。

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