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静岡 工務店 入居後 1年点検 住宅メンテナンス

入居後1年目の点検とは?静岡市の工務店が見るところと直し方を解説

こんばんは、かおり木工房の宗野です。

十月に入り、静岡でも過ごしやすい日が続いています。この時期は、春に引き渡しをしたお宅を回るのにちょうどよい季節です。暑さも寒さもなく、床下や小屋裏に入っても作業がしやすい。一年目の点検にお伺いすると、住み始めてから気づいたことをたくさん聞かせていただけます。

静岡市の工務店が一年目の点検を大切にする理由

家は、建てて終わりではありません。特に木を使った家では、最初の一年に一番大きな変化が起きます。木は生きていたものですから、周囲の湿度に合わせて水分を出し入れし、わずかに伸び縮みします。新しい家が一度目の夏と一度目の冬を越えると、その家の環境に落ち着いていきます。

だからこそ、一年目に一度きちんと見ることに意味があります。落ち着いた状態で調整をしておけば、その後の狂いは小さくなります。逆に、この時期の小さな変化を放っておくと、数年後に手のかかる直し方になることがあります。

静岡市の気候は温暖と言われますが、夏の湿度は高く、冬の朝の冷え込みは本物です。一年でこれだけ条件が振れる土地では、家がそれに応じて動くのは自然なことです。動いたことを不良と考えるのではなく、動いた分を調整する。それが一年目の点検の考え方です。

入居後一年で起きる変化を静岡市の工務店が解説

まず、木の収縮に伴うものです。無垢の床板の継ぎ目がわずかに開く、階段や床鳴りが出る、建具の枠と壁の取り合いに細い隙間が見える。これらは構造の問題ではなく、木が落ち着く過程で起きる変化です。多くは調整で収まります。

次に、建具の動きです。扉が閉まりにくい、鍵がかかりにくい、引き戸が重い。蝶番やレールを少し調整するだけで直ることがほとんどです。放置すると、無理に力をかけて閉める癖がつき、金物そのものを傷めてしまいます。

クロスの継ぎ目に細い線が出ることもあります。これも下地の動きに合わせてクロスが引っ張られたもので、一年目にまとめて補修するのが合理的です。あちこち出るたびに直すより、落ち着いてから一度で対応したほうがきれいに仕上がります。

設備では、水回りのパッキンやコーキングの様子、換気設備のフィルターの汚れ具合、給湯機器の動作を確認します。特に換気のフィルターは、住まい方によって汚れ方がまるで違います。第一種換気の家では、フィルターが詰まると設計どおりの風量が出なくなるので、掃除の頻度をご家庭ごとにお伝えするようにしています。

お施主様ご自身が見ておくとよいところ

点検は私たちが伺いますが、日ごろから気にしていただくと早く気づけるところがあります。難しい道具は要りません。

ひとつは、外まわりの排水です。雨樋に落ち葉がたまっていないか、地面の排水口が詰まっていないか。台風や秋の長雨のあとに一度見ておくと安心です。水が溢れて外壁を伝う状態が続くと、汚れだけでなく傷みにつながります。

ふたつめは、床下の点検口をのぞくことです。懐中電灯で照らして、水の跡がないか、においがしないかを見ます。何もなければそれで十分です。何かあったときに早く気づけることが大事です。

みっつめは、窓まわりです。冬の朝にサッシや窓ガラスが濡れていないか。もし濡れているなら、断熱や換気、暮らし方のどこかに手がかりがあります。写真を撮って残しておいていただけると、点検のときに原因を絞り込みやすくなります。

そして、気づいたことをその都度メモしておいてください。「二階の南の部屋の扉が閉まりにくい」「洗面の下から時々音がする」。こうした小さなことが、点検のときにいちばん役に立ちます。忘れてしまうと、次の点検まで一年待つことになります。

直すべきものと様子を見てよいものの見分け方

すべての変化を直せばよいわけではありません。木がまだ動いている最中に埋めても、また開くことがあります。私たちは、その変化が進行しているのか落ち着いているのかを見て判断します。

一方で、放っておいてはいけないものもあります。水が関わるものです。どこかから水が漏れている、湿った跡がある、においがする。これらは時間とともに必ず悪くなります。見つけたらすぐご連絡ください。

構造に関わる大きな傾きや、明らかに広がり続けているひび割れも同じです。ただ、実際にはそうしたご相談はほとんどありません。多くは調整で収まるものです。ご自身で判断に迷ったら、写真を送っていただければ見当がつきます。

高性能な家だからこそ確かめたいこと

かおり木工房では、松尾式のG3断熱を軸に、第一種換気と全館空調を組み合わせた家づくりをしています。こうした家では、一年目の点検で確かめる項目が少し変わります。

設計したとおりの温度と湿度になっているか。部屋ごとの温度差が出ていないか。換気の風量が落ちていないか。光熱費が想定の範囲に収まっているか。数字と実際の住み心地の両方を伺いながら、必要なら空調の運転の仕方をご提案し直します。せっかくの性能も、使い方がずれていれば力を出しきれません。

また、この一年で分かった暮らし方をもとに、収納や動線の使い勝手についてもお話を伺います。「ここに棚がもう一枚ほしい」「この壁に手すりを付けたい」。壁下地が入っていれば、後からでも対応できます。実際に暮らしてみて初めて分かることは多いので、遠慮なくお聞かせいただきたいところです。

静岡市・焼津市・藤枝市で長く住み継ぐために

一年目のあとも、家との付き合いは続きます。二年目、五年目、十年目と、見るべきところは変わっていきます。外壁や屋根の点検が必要になるのは十年前後ですし、設備の交換はもう少し先です。大切なのは、その都度あわてて業者を探すのではなく、家の状態を知っている相手が近くにいることだと思っています。

私たちが静岡市・焼津市・藤枝市に施工エリアを絞っているのは、まさにこのためです。何かあったときにすぐ伺える距離であること。それが地域の工務店にできる一番のことだと考えています。

まとめ

入居後一年目の点検は、不具合を探す場ではなく、家がその土地と暮らしに落ち着いたことを一緒に確かめる場です。木の収縮による小さな変化は調整で収まります。水が関わるものだけは早めに手を打つ。そして、気づいたことをメモに残しておく。

静岡市・焼津市・藤枝市で家を建てられた方も、これから建てられる方も、点検を面倒な行事ではなく、家を長持ちさせるための機会として使っていただければ嬉しく思います。一年目の点検で伺えるのを、私たちも楽しみにしています。

参考:国民生活センター

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かおり木工房では、静岡市・焼津市・藤枝市を中心に、高気密・高断熱・一種換気+全館空調(松尾式)の注文住宅を手がけています。家づくりに関することは何でもお気軽にご相談ください。

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電話:054-261-2807(10時〜17時)
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